洗脳されたシャルティア
漆黒聖典とは、スレイン法国が誇る六つの特殊作戦部隊「六色聖典」の一つです。(アインズに大敗し、ほとんど壊滅した陽光聖典もこれの一つ。)
かつてクレマンティーヌが所属していた部隊で、構成員は十二人と他の聖典に比べて極めて少ないですが、全員英雄級の実力者で、名実ともにスレイン法国最強の部隊です。
とはいえ、その強さはアインズにしてみれば、クレマンティーヌに対して戦士姿で苦戦を演じ、その上であっさり鯖折りにできるくらいの強さです。
▲ カジットもナーベが軽く倒せるほど
漆黒聖典に関してむしろアインズが恐れているのは、彼らの所持する世界級アイテム(ワールドアイテム)のほうです。
これは洗脳されたシャルティアもそうでしたが、守護者と言えどもその効果に逆らうことは困難とされ、同格のワールドアイテムを所持するか、最高峰の職業であるワールドチャンピオンのスキルを使用することでしか防げません。
なかには標的の完全抹消、無限の攻撃力、運営へのシステム一部変更の要求のような、正気を疑われる、そもそものゲームシステムを覆しているものも。(ギルド武器アインズ・ウール・ゴウンも、これに該当して、アルベドの設定を変えましたが、これの破壊はギルドの崩壊を意味するので、ギルド内に安置するのが普通でした。)
そんなチートアイテムのため、アインズはシャルティアの失態を酌量の余地があるとして許したのでした。
シャルティアへのお仕置き
失態を許すとは言っても、何もしないのでは示しがつかないということで、アインズは罰を考えます。
とはいえ、アインズの中の人である鈴木悟は、嗜虐嗜好なんてさらさらない優しい人間なので、罰を考えるのは苦手。
リザードマンとの戦いが終えた後、デミウルゴスの用意した手作りの骨々でいかにもな大仰な椅子に座るのとをためらっている時に、アインズはポンと手のひらを叩き、閃いたのでした。
喜んでいて、しかも興奮しているシャルティアにアインズはドン引きし、アウラに座っていいぞと言うのでした。(笑)
アニメであるのなら、最終話あたりにもってきそうは気はしますw
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オーバーロード
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