ナザリックに利益をもたらす作戦「ゲヘナ」
ゲヘナ作戦は、デミウルゴスが考え、指揮もした、書籍版6巻において行われた作戦のこと。1期同様の流れでアニメ2期が放映されたら、リザードマン編、ツアレ編の次に展開される話であり、大掛かりな戦いの模様が描かれている2期の軸となるのが予想されるエピソードです。
名目は、ツアレを誘拐した八本指に対する報復。ですが、デミウルゴスはここに自身の計画(ナザリックの世界征服をするための基盤作り)を乗せることにしました。

▲ 折り込みイラストにもなっているけど扱いは…
八本指は王国の裏社会を牛耳っていた犯罪組織(いわゆるマフィアやヤクザ)。デミウルゴスは彼らとその立場を利用できると考えたのですね。つまり、全ては八本指のせいに。
内容はまず、最優先事項としてツアレの救助。
それとともに、八本指の制圧・所有する財宝の奪取。
それから、デミウルゴス自身が演じる魔王ヤルダバオトの異世界における君臨。
そしてそれを打ち倒すことにより名声と人脈を得るモモンことアインズというものでした。

人外級な力をもってしてヤルダバオトを打ち倒す冒険者モモンに対する“やらせ”疑惑を発生させないためのこまごまとした処理などは、知将の名に恥じない働きっぷりと慎重な段取りの数々によって、上手く消化されます。(アインズは全く知らぬ存ぜぬ)
やらせ試合の最高のオチっぷり

このゲヘナ作戦は、青の薔薇やラナーや貴族たちの登場、ブレイン・クラインの戦いっぷりなど、話としても練られていてとても面白いのですが、なぜ面白いのかは、一連のやらせ試合に凝縮されているでしょうね。(八本指のあまりに早いご退場も面白いですけど)
だって、いざ国の存亡をかけて真面目に戦いをしている中で、モモンとデミウルゴスはもちろん、ナーベとプレアデス三人にいたっては「ぐわぁーっす」「きゃあ」とかやる気なく退場したあと、ゆるりと雑談するのですから。(笑)作戦を知らないアインズの蚊帳の外っぷり、うろたえっぷりも楽しい。
「それが結論か? デ――ヤルダバオト。私達は敵同士という道しかないんだな?」
「はい。その通りです」
全てはナザリックの手中なので当然なのですが。(笑)アニメになったら、戦いのシーン、イビルアイの惚れっぷりとともに楽しくなること請け合いですw
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