制作者ペロロンチーノの趣味の成果
シャルティアは吸血鬼の真祖。不老不死で、神官の名目もあって対アンデットに強い信仰系魔術を使うことができ、また月姫や、その他ヴァンパイアアニメではおなじみですが、格闘スキルも備えています。
それから忘れがちではありますが、シャルティアも作られたキャラクターの一人。
不老不死の吸血鬼というと、長い長い時間を生きているので多少分かる部分もあるのですが、シャルティアは同性愛、嗜虐趣味、ネクロフィリアなど備えている性癖の具合が手厚いです。
これは制作者のペロロンチーノの趣味の集大成であるよう。書籍版で改訂する以前、web版ではアルベドもいませんでしたし、ちょっと濃すぎますが、ゴスロリ少女+廓言葉+多数の性癖というのは、丸山くがねさんの趣味であるかもしれません。(笑)TYPE-MOONが好きかもしれませんね。
ちなみにネクロフィリアとは死体に欲情する性的嗜好のこと。web版原作では多少触れられていますが、そこまで重たい性癖でなくて、骸骨が極めて好きな少女という認識でとりあえずは問題はないです。
血の狂乱事件
そんな少女味溢れるヴァンパイアの美少女シャルティアですが、失態を犯したこともあります。
まだ世界情勢への理解が浅い頃、シャルティアは情報収集の名目で任務を行いました。それは慎重派であるアインズの考えのもと、シャルティアもといナザリックの存在を知られないよう秘密裏に遂行されるべき任務でしたが、シャルティアは「血の狂乱」という特殊能力から暴走した結果、(ここからは書籍版の設定ですが)ブレインという傭兵を逃がしてしまうのでした。web版ではなんなく眷属にしています。
しかも、遭遇した漆黒聖典という存在に精神支配を受け、帰還せず。これをアルベドは裏切り行為だと考え、報告。アインズは自身の甘さや、守護者たちが争うのを見たくない気持ちなどから単身でシャルティアに対峙する決意をします。
対アンデット魔術を持つシャルティアは最悪の相性でしたが、なんとか撃退。消滅したあとのシャルティアは復活するものの記憶は失われていて、犯人も分からずじまい。失態を悔やんでも悔やみきれないシャルティアはしばらく不貞腐れることになるのでした。
序盤の事件であり、またシャルティアのクローズアップシーンでもありますから、アニメでどう描かれるのか楽しみです。
【追記】
OPでありました。どうやら戦うようです。
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