にゅうにゅうす

主にアニメの最新情報をお届けします。

*

リゼロ(Re:ゼロ)/【7話の神回っぷりに鳥肌が止まらない】 それでもスバルは自分の命を投げ出すしかない

      2016/05/21

7話@17話@27話@3
「(今度死んだら、俺はどうなるんだ?)」

レムからは絶望をラムからは言い逃れ不可な冤罪を。そして、ベアトリスからは恩情を。王都では死んだのが3回というきりのいい数字のためにスバルには死に戻れる確信が持てず、もはや自分の生に自信が持てません。

7話@4
「せめて、目の届かないところで死んでくれないと夢見が悪いかしら。だからお前を領地の外へ逃がしてやるのよ」

7話@5
だけど、そんなパックの妹分らしいベアトリスのツンデレな配慮が、スバルに一つの真実に辿り着かせます。

sponsored link


挿入歌と夕焼けだけがスバルと共鳴した

7話@6
「…そういえばあのとき、両手を誰かが握ってくれて」

7話@77話@87話@24
「(二人が苦しむ俺を見てらんなくて両手を握っていてくれたんだとしたら…そんな奴らだったとしたら…俺は放っておけんのか…?)」

7話@14
「(憎悪に満ちた声を聞いた)」

7話@15
「(だがそれ以上にあの泣き声が消えてくれない)」

7話@9
「(元々俺は、楽な方へ楽な方へ流されやすい性質なんだ)」

7話@16
「おい、馬鹿なこと考えてんぞ、俺。せっかく拾った命なのにな…」

7話@107話@117話@12
「そうだ、拾った俺の命だ、だから…!(楽な方に行きやすい方へ、それを目指して何が悪い)」

7話@13
「(使い方は俺が決める)」

本当の意味で死に物狂いな主人公ナツキ・スバル

ラムの怨嗟にももはや挫けないスバルの決意にどれほどの人が涙して、鳥肌が出て、“心臓が震えた”のでしょうね。

7話@17
「馬鹿言うんじゃねぇよ。死ぬのなんか本当に人生の最後に一回だけでいい」

それがただ、よくある「敗北から立ち上がった主人公の新たな決意表明」なら。どんなに作画が良くても、声優の演技が迫力あっても、演出が素晴らしくても。その誰もが一度は通り、味わうという理由から、製作陣から「心臓が震えた」なんて感性的な言葉をついには言わせなかったのかもしれません。

7話@18
「何もできなかった結果がこの様だからな。ただ俺は覚えてんだ。お前らが忘れたお前らを知ってるんだ」
「あなたにラムとレムの何がわかるって言うの!?」


通例な彼らとは違い、スバルには味方がいません。恩情を見せた味方らしきベアトリスも、実際は『死に戻り』の事情を知らないためにただただ優しい部類の精霊的なやり方でロズワール領地外へと手放そうとします。

7話@19
「そうだな。俺は肝心なことは何も知らないまんまだ。だけどお前らは知らないだろうが」

スバルには、事情を知った上で励ましてくれる“優しいヒロインキャラ”あるいは仲間キャラがいないのですね。テンションの高さとは裏腹にスバルは意外にもかなりのレベルで孤独です。これまでもそうでしたが、今回のベッドに伏せっていた4周目のルートは特にそれが極まっています。

案外、殺意より、怨嗟より、スバルに一番堪えたのは、なにより「自分のメインヒロイン」であると信じてやまなかったエミリアの無理解なのかもしれませんね。

7話@20
「俺が!お前らを!大好きだってことをだよ!」

シンジとアスカの関係のように、理由はどうであれ、理解を得られないヒロインを持つ主人公も探そうと思うと中々いないもの。逆に言えば、それだけ従来の主人公たちの置かれる立場は視聴者が親身になって応援できない環境が整っているとも言えます。「所詮アニメのあり得ない展開」「リア充爆発しろ」などという言葉とともに。

7話@21
ただ6話みたいに夕焼けと、MYTH&ROIDのSTRAIGHT BETだけが共鳴してくれるスバルの決意の先はそれでも、畳み掛けるかのように、自分の「死」でしかありません。あれだけの四肢をもがれるような惨い死を経験しても(webでは目を抉り取られる…)、やはりそれしかありません。

7話@22
主人公たちの戦いはその実トラウマやコンプレックスとの死に物狂いな戦いでもあります。もちろんその程度が壮絶であればあるほど密度を増して、感動も呼ぶわけですが、その最たる部分には想い人の死と同等に「自分の死」があります。でも実際は彼らは寸止まりでほとんど死にません。盛り上げるための「死」もどきなのであって、なにせあまりにも悲しいから。

戦う度にその「死」を毎度のように味わわされ、そしてまた未来を変える方法もそれしか持たない、ゲーム&引きこもりという異世界転送系主人公らしさを持つ反面、その孤独さも含めてその実主人公としてあまりにも壮絶すぎるスバルだから…僕らはこうして心臓を掴まされ、震わされたのかもしれません。

7話@25
7話の神回っぷりは、そんな感情的なリゼロという物語らしさ、もといスバルの陥っている状況を一番極端な形で、それだけに分かりやすく教えてくれている回でもありました。

挿入歌と夕焼けの入れ具合、地味にラムの風魔法の演出など、今後の製作に期待がかからないというのも無理なところ。次は戦闘もですけど、盛り上がるのはレム回でしょうしね。(笑)

 - Re:ゼロから始める異世界生活

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

リゼロ(Re:ゼロ)/ラムの妹想いにぐっとくる ポンコツな尊大さに隠れたスバル(義弟)への期待

「馬鹿な…この世にもメイド服が存在するっていうのか!」 エミリアは別として、フェ …

リゼロ(Re:ゼロ)/鬼がかってたレムの笑顔と抱擁 スバルもまた「額」から血を流しながら鬼がかってた

「スバルくんが…スバルくんが…!」 「お姉ちゃんっ!」 レムが姉さまではなくお姉 …

リゼロ(Re:ゼロ)/スバルのクズっぷりを好演する小林裕介に藤原竜也がちょっと浮かんだ【リゼロという名のデスゲーム】

「(クソ…あの鼻っ柱をへし折ってやる…)」 ▲ これはほんとに顔芸とかレベルじゃ …

リゼロ(Re:ゼロ)/Re:カドモンから始まったスバルの英雄譚 村人Aではなかった一般市民な露店商

死という終わりがあり、記憶だけを持ったままリスタートする。 「でーとってなにする …

リゼロ(Re:ゼロ)/パックのがぶがぶ、レムのぶんぶん、スバルの某凶真、製作陣が調子に乗ってきた!(良い意味で)

「また見知らぬ天井…」 もはやドキっとしてしまう入りで始まったRe:ゼロから始め …

リゼロ(Re:ゼロ)/双子の妹レムがかわいい!スバルを全肯定して英雄視もする返り咲き鬼嫁ヒロイン【ネタバレ】

エルザの凶刃が去った後で物語の舞台となっているロズワールの屋敷。 スバルの第2の …

リゼロ(Re:ゼロ)/レムりんの鬼化にゾクっとくる 水瀬いのり渾身の狂気はどこか清らかだった

「レムりん? レムりん? レムりんりん?」 感情表現に乏しい子が段々と表情豊かに …

リゼロ(Re:ゼロ)/“妾”な傲慢姫プリシラ・バーリエルの気まぐれは痩せた畑を豊作にする【血染めの花嫁】

Re:ゼロから始める異世界生活という物語は、フェルトにレムにラムにベアトリスに、 …

リゼロ(Re:ゼロ)/ペテルギウスは昔“ジュース”としてエミリアの父のような存在だった【「デス」=魔女因子】

リゼロの書籍版は現在8巻まで発売されていますが、9巻の発売が9月23日に決定して …

リゼロ(Re:ゼロ)/エミリアとスバルのごたごた恋愛に目が離せない 世にも珍しいエルフ×正統派ヒロインは「くっ殺」なんて言わない

スバルの異世界生活が始まったのは、設定的な意味ではカドモンですが、原動力的な意味 …