オーバーロード/2期が決まったら始まるリザードマン編 萌え要素は本当にないの?            
            
            
2期の製作が待ち望まれるオーバーロード。そんな声のなかで、「リザードマン」という単語を目にしたことがあるかと思います。
リザードマンとは、トカゲを二足歩行させたキャラ。

▲ 左ドラクエの「リザードマン」 右ポケモンの「リザード」
ゲームによって特に外見が違うことが少なく、それほどゲームに覚えのない人でも、見た事のある、想像のしやすいキャラクターでしょうか。どちらかと言えば、敵キャラとして出るリザードマンですが、戦士的な色合いが強く、性格も獰猛というよりも保守的で、味方として出ることも最近は増えました。

▲ ff12のリザードマン(バンガ族)は、地味なモンスターの部類だった従来のリザードマンの設定・外見を、広げた感があった
オーバーロードでも、リザードマンは亜人種の一つとして出てきます。その登場はちょうどシャルティア戦の次の話にあたり、2期が始まったら出てくるキャラなのですね。
 
 
珍しいリザードマン小説

コキュートスの記事や、他の諸々の記事で述べたりもしていましたが、書籍版4巻に収められている物語は、丸々リザードマンの話です。

活躍するのは、リザードマン(蜥蜴人)たちのなかでも最強と謳われる戦士ザリュース、右腕が巨大な切符のいい巨漢ゼンベル、それからドルイドのスキルを修め、アルビノであるメスのリザードマン、クルシュの三人。

物語は主にザリュースとクルシュの二人の視点ですすめられ、二人を含めたリザードマンたちは侵攻してきたコキュートス率いる軍を迎えうつべく奔走します。
くがねさんも言うように、丸々リザードマンという稀な4巻。ですが、稀なだけに、分かりやすい筆致で描かれたリザードマン族の生態やコミュニティの在り方などはとても新鮮で、まるでオーバーロードから独立した物語のような感さえあります。(続きが気になるのもあったと思いますが、爆売れした理由の一つかもしれませんね。)
もちろん、攻めてくるのはナザリックですし、それも2回に渡り、小話も挟まれているので、全く丸々リザードマン本というわけではないのですが。(笑)アニメ化するにあたって丁寧な咀嚼っぷりは、何度も見ていますしね。
爬虫類に対する嫌悪感は蛇との類似性や、遺伝的な要因があるらしい
オーバーロードのリザードマンは、生態的な意味で従来の爬虫類に割りと忠実です。鱗がありますし、舌も長く、湿地付近に居を構えています。
でもそこはオーバーロード。物語は結局はアインズの手の内ではありますが心の熱くなる内容で、ギャグ要素もあり、恋愛要素もあり、興奮すると意図せず尻尾がバタバタするのには可愛らしさを覚えます。(*´∀`)

▲ so-binさんもお気に入りの様子(笑)
ただ、人外ですし、ヒトカゲのような可愛らしさもないので、これらがどれだけの人に受け入れられるか、というのはファンによる常々の懸念材料で、2期を製作するにあたっての未知数の課題になっているのは暗黙の事実。
筆者は全然大丈夫だと考えますが、アロワナやカメレオンが好きなことにあまり世間ズレとかを感じたりはしていない性質なので、この点はちょっと説得力に欠けるかもしれません。
でも、コキュートスの活躍や椅子シーンはもちろん、失態によって呑んだくれているシャルティアとマスターのやり取りや、(おそらくぷれぷれ並みになる)アインズのベッドごろごろシーンもありますから、割と問題ないとは思うのですが。(笑)2期丸々リザードマンというわけでもないですしね。

▲ 執事助手エクレア(ペンギン)の「あちらのお客様から…」は必見
          
          
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Comment
初めまして。今年、書籍を紹介されてハマったもの(♀)です。
もう頭の中はアインズ様~~~です。
アニメの見逃した分は動画サイトで大体見てきました。
このサイトを見つけて、大喜びで読ませていただいています。
どの巻もそうかもしれませんが、4巻は他の巻と違うテーマと言う感じですね。
命のやり取りをしているのに、なんだこのラブコメ感は!しかもリザードマンラブコメ、新しい!
と笑いながら読んでいました。
クルシュのイラスト初登場(章扉)では、まだ誰なのかわからない状態でしたが、なにこれ美人さん・・・もしかしてヒロイン?と直感していました。
アニメでは若干シーン省略があるものの、書籍のイラストで見られなかった、キャラたちの違うポーズや表情や動きが見られるのでとても楽しみです。