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双星の陰陽師/39話感想 新生白虎爆誕! 男清弦の過去と罪。父娘の愛と勇気が新たな慈愛の爪となる!

      2017/02/03


浮上する鳴神町、町の内と外、地上地下で繰り広げられるケガレと陰陽師達の大決戦――鳴神町の住人を救うべく、大樹ケガレに挑む双星。そして押し寄せる合身ケガレ率いる婆娑羅・山門と戦う十二天将たち。

その頃鳴神町地下では婆娑羅・闇無と対峙する清弦と繭良親子の姿がありました。清弦の過去と決意、新たな星の誕生が描かれる双星の陰陽師第三十九話『慈愛の霊獣』のレビューです。

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闇無の新たなゲーム


地上の大樹ケガレと戦う役目をろくろと紅緒に任せ、呪力を蓄えた球根部分を破壊しようと戦う清弦と繭良。そんな親子の前に立ちはだかったのは繭良の母・紫(ゆかり)を人質にとった闇無でした。


闇無「同族殺しの天若家…お前のその罪、償ってみるか? この女の兄もお前が殺したのだろう?」

闇無から父・清弦が陰陽連の暗部、暗殺集団『律(りつ)』のトップだったことを知らされ動揺する繭良。


しかし動揺しながらも恐れることも嫌悪することもなく、「お父さんが大好き!」と言う娘の言葉に清弦は、初めて最愛の妻・紫と出会ったときのことを思い出します――


繭良「お父さん私も」
清弦「引っ込んでろ。おとなしくそこで見てろよ。紫は必ず俺が助けるからよ」

全ての呪力を捧げ、白虎の最強呪装――纏神呪(まといかじり)を身に纏う清弦。


わずか一瞬しか持たない纏神呪――しかしその刹那の攻撃で見事闇無を仕留める清弦。ところがそれはダミーでした。闇無が師から授かった呪力で生み出した偽体、もうひとつの命だったのです。


闇無「惜しかったな…(師よ…お前には感謝せねばなるまい)」

死した師に感謝の言葉を呟く闇無。意外な言動です。もっとドライで仲間とはいえ見捨てるような性格だと思っていましたが…どうやら師が亡くなる際の手向けの言葉も演技ではなく、本心だった模様。婆娑羅とはいえ、かなり人間に近い感情を持っているみたいですね。


呪力を使い切り倒される清弦。残された繭良はたった一人、敵わないと知りつつも婆娑羅に勇気を振り絞って立ち向かいます――

慈愛の夫婦・清弦と紫――その愛と結晶


今回の遊戯に闇無が用意した駒は清弦の妻で繭良の母でもある音海紫。以前清弦が悠斗にやられ大怪我した17話でもほんのチョイ役で登場していましたが、実に繭良そっくりで若いお母さんです。


そんな彼女をわざわざ攫ってきてまで用意した遊戯ですが、清弦の白虎復活を意外そうに語ってもいましたので清弦のゲーム参加は予定外だったのかもしれません。


ですがどうやって調べたのかは不明ですが、清弦の過去のことを詳しく知っています。陰陽連内の闇の組織の存在は絶対の秘密はず。隠匿しているはずの過去の事件、呪禁物忌の感染者を始末する命令などの詳細も含め、闇無はかなり陰陽連の内情に詳しい様子です。

やはり内通者がいるのか、あるいは本人自身が陰陽連の関係者である可能性が高いのでしょうか…?


今回のメインエピソードの一つとなったのはこの清弦の過去話――ケガレを祓う陰陽師の中にあって、人を殺すことを専門にする『律』に所属していた頃の話です。そしてある事件を切っ掛けに清弦は一人の女性と出会います。


「お兄ちゃん…どうしてこんなことを!」
清弦「この男はこうして始末されなければならなかった。それが陰陽師の掟だ」

それが音海紫――原作の番外編である小説版『天縁若虎』のエピソードを織り込んだ展開が今回のお話。陰陽師である音海理士を清弦は任務とはいえ、彼の妹・紫の目の前で殺害してしまいます。
 

清弦「今夜の出来事は全部悪い夢だ。兄貴のことも俺のこともさっさと忘れちまいな」
「(どうしてそんなに悲しい目をしているの?)」

事件と兄に関する記憶を消去する術を使う清弦。本当は二人の関係性はここで終わりとなるはずでしたが……


なぜか律の本部を、清弦を訪ねてやって来て捕らわれの身となる紫。あの時結局清弦は術を施さず、彼女は記憶を失っていなかったのです。あるいは術は発動したが、それを撥ね退けた?

紫は清弦に想いを告白し、それを受け入れる清弦。その後紆余曲折を経て結ばれた二人。その父と母の愛を一身に浴びて生まれたのが繭良という訳ですね。


迫る闇無。繭良最大のピンチのその時、白虎の霊符が大きく反応を示します。清弦の願いと繭良の願いがシンクロした時――大いなる慈愛の力を鋭い爪へと化えた、新たな十二天将『白虎』の繭良が誕生した瞬間です!

原作とは大きく展開が異なりますが、ポーズ自体は原作絵の白虎新生の見え切りとほぼ同じポーズ。この点はスタッフの愛と粋を感じますね。


両腕に『白蓮虎砲』を呪装した父より強力な武装形態の繭良。その鋭い爪から放たれる圧倒的な攻撃力で闇無を追い詰めていきます。


そしてついには大樹の球根も破壊、闇無を撤退させることにも成功。新米十二天将のデビュー戦としてはなかなかの戦績です。

婆娑羅山門も撃破。戦いは終結へ…?


一方婆娑羅・山門と合身ケガレを食い止める水度坂勘久郎と雲林院憲剛、青龍玄武の十二天将タッグコンビ。強力なパワープレイで攻め立てる山門の隙を突き、文字通り瞬殺で山門を祓います。

力が強く無限の再生能力を持つが故の油断と過信――敵の動きを止め、固まった瞬間一撃必殺を叩き込む。まさに策が見事にハマった形。やはり十二天将と名乗るだけあって強い!というかようやく強さを発揮してくれた、という感も。

これでいよいよ婆娑羅の残りも闇無・神威・珠洲だけに…?


婆娑羅2人を撃破&撤退、地下の球根の破壊に成功したことで地上の大樹ケガレ部分の無限再生能力も停止。次回はいよいよろくろ達の反撃が開始。残りの十二天将達も合身ケガレを祓い、最後の決着がつきそうです。

それにしても気になるのは闇無の不可思議な遊戯の真意。遊戯を行う目的と最終作戦の真の狙い――彼の言う、陰陽師達の終わりとは一体どのような形なのか。また宙に浮かんだ鳴神町の顛末がどうなるのか…色々楽しみです。

(ごとうあさゆき)

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