リゼロ(Re:ゼロ)/獣感を強調されていた超大型の猫科パック 長毛種にもそれらしいのはいた
次々と出てくる強大な敵の前に死に戻りを強いられている原作では3章にあたる王選編後のスバル。

強大な敵とはもちろん、ペテルギウスと、そして白鯨。リゼロはスバルの歯に衣着せぬ、等身大の人間像が物語の中心。そんなスバルに畳み掛けるかのような両者のインパクト、もとい「普通の人間では絶対に適わない絶望感」は凄まじいものがあります。

それは白鯨の瞳の中にペテルギウスを描いているという、15話より変えた公式トップ絵にも描かれているところですが、その強大な敵の中には公式に“吹きすさぶ吹雪”として、無二の味方だったはずの精霊のパックも含まれています。
スバルには立ち戻ることは許されない
もちろんパックには、王都編、屋敷編と、アニメでの癒し分として当初から仲良くしていたようにスバルに殺す意思はありません。

▲ 5話でのパック スバルの目キラッキラだなぁ…w
ただし、それはエミリアと仲良くしていたからこそ。言い換えるなら、エミリアの保護者として安心できる存在だったからこそ。

17話から今回の18話では、ついにスバルはエミリアを殺してしまいました。たとえそれが、これまで被害の全てがスバルにいっていたため気まぐれでもあるかのような、意図せぬ魔女の呪いのためであっても。……義父は“カンカン”です。

エミリアが死を迎えると同時に終焉の獣として顕現するパック。その力はかつてより四大精霊、特に中でも屈指の力を誇る『調停者』メルクェラと死闘を繰り広げたとして畏怖されているほどで、全ての生けとし生ける者をあまりにも簡単に凍りつかせます。

それはその奇態のインパクトとともにスバルの殺意を全買いしたペテルギウスも同じで、スバルにしても当然のように死を意味しています。
スバルが死に戻りの事実を語ろうとしたのは、レムが白鯨から記憶を消されてしまった絶望と、打開策なしの絶望からひねりだした、言わば賭け案、悪く言えばヤケ案なのですが、スバルにはそれも許されないということ。

「契約に従いボクはこれから世界を滅ぼす」
(規模が規模だけに、後の救われるレム展開があるからこそと言えますが)それはこれまで人生を考えてこなかったスバルに最後まで人生を捨てるな、きちんと考えろと言っているようでもあります。(便利な世の中に生きている僕らにしては中々堪える言葉でもありますね。)
モチーフを猫だとしたら
それにしても筆者はパックのイメージをクァールと見ていましたが、実際はもうちょっとだけふっくらしていましたね!

横から見ると虎感がきちんとあって、クァールっぽいんですけどね。(ただ、ちょっと目は寄りすぎじゃないかと思う(笑)。)
なんとなく、リアルな動物の方でアニメでのパックと近い種類、長毛種はいるのかなと思ったらいました。

「ノルウェージャンフォレストキャット」と言うノルウェーの猫で、「森の妖精」という呼び名があるそうです。「サイベリアン」が若干虎寄り、獰猛さがあって、こちらも体型や首の毛など近いです。
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ノルジャンとサイベリアン飼ってる✨