オーバーロード/深読みでアインズを持ち上げていくデミウルゴス 実はナザリックで一番賢い第7階層守護者
2016/04/18
顔芸でかなりネタアニメとしての認知度・期待度があがってしまった感のあるオーバーロード。(作戦だったかもしれませんが。“ヒドイン”の具合はこちら…w)
とはいえ、3話ではオーバーロード本来の丁寧な描写とモモンガことアインズの世界の再認識からくるゆったりとした世界観が見られ、安心したファンも多いかもしれません。
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2016/04/18
顔芸でかなりネタアニメとしての認知度・期待度があがってしまった感のあるオーバーロード。(作戦だったかもしれませんが。“ヒドイン”の具合はこちら…w)
とはいえ、3話ではオーバーロード本来の丁寧な描写とモモンガことアインズの世界の再認識からくるゆったりとした世界観が見られ、安心したファンも多いかもしれません。
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執事面を絶やさないセバス。
ネクロフィリアで偽乳疑惑のシャルティアと口喧嘩するアウラ。
アインズの息子に仕える未来の自分に恍惚となってトリップしちゃうコキュートス。
個性的な守護者たちの中でおろおろする男の娘のマーレと、
そしてアインズを心から信奉し、時にはのどちんこも見せる一応メインヒロイン設定のアルベド。
各守護者たちから続々とダメかわいい一面が見れる中、デミウスゴスといえば、唯一常識人な立ち位置を貫いていました。
相手を評価しすぎていると、ちょっとしたことも真に受けてしまうというもの。
デミウルゴスはかなり渋い、カエル顔への半悪魔化など形態変化や、レヴィアタン(嫉妬)・モンマン(強欲)・サタン(憤怒)のガチグラな七つの大罪の三悪魔を従えていたり、守護者たちのなかでは割ときちんと悪魔をしている悪魔。
ブレのないキャラ感もさることながら、見た目どおりのその優れた頭脳から参謀といった立ち位置もあります。
ただ、他の守護者たち同様デミウルゴスにも主であるアインズは自分よりもあらゆる面において優れ、強者だという考えが念頭にあるのですが、その優れた頭脳ゆえに、アインズの考えは常に自分の考えの先をいっていると考えています。
これがデミウルゴスのおかしいところで、アインズのなんてことのない言動から、勝手に深読みをして、勝手に自身の明晰な考えを吐露してしまいます。
アインズは守護者たちの期待に沿えるよう、凡人なりに主人の体裁を繕おうとします。ですが、アインズにその気がまるでなくとも、デミウルゴスはアインズに接する度、深読みをして、賞賛するとともに勝手に明晰な考えを吐露してしまいますから、アインズは露ほども考えていなかったその計画を毎回実行しなければならない羽目になるのです。
「そうだな…世界征服なんて、面白いかもしれないな」
「!!??」
▲ オーバーロードにおける様々な冒険の原因をつくり、敬服すべき主たるアインズのイメージを形作っていくデミウルゴス 一連の流れにはシュールな面白さがある
アインズは凡人という設定ですが、これらの辻褄合わせの能力というか、結構即席能力はあるかと思います。(笑)それは朝4時から出勤していた、常に時間に追われるリーマン魂の為せる技なのかもしれません。
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