基本的にはサポート役
虫にまつわる職業というのは、虫そのものの儚すぎる生命力や色々な生物より劣る知能のせいか、あまり強くないのが一般的。エントマもまたそうで、小柄な体そのままに格闘力など前線で戦う能力は他のプレアデスより劣っています。

どちらかと言えばエントマは、符による術と召喚した蟲による戦闘力の強化を得意としているサポート役です。(まぁ、Gの恐怖公の存在もそうですし、虫というのは私たちをぞわっとさせることに年々長けてきていますから(笑)、時代が時代なら、エントマのような虫に関する職はもっと最強になるのかもしれませんが。)
それからエントマで面白いのは、その顔も体も、声(口唇蟲)ですらも擬態した蟲の集りだということ。もちろん、本体は蜘蛛人の通り「巨大な蜘蛛」なのですが、擬態と聞いて、スライムであるソリュシャンの擬態はなんとなく想像ができようものの、エントマの蟲による擬態は想像しようにも難しい人がいるかもしれません。


NARUTOを読んだことのある方は、蟲使いの油女シノの術の数々を思い出すと分かりやすいですね。思わずぞっとしますが、エントマもああやって無数の蟲を体のいたるところに鎧のように貼り付けて、メイドの姿を維持しています。(油目シノほどあからさまなシーンは描写されていませんし、その可愛い外見からクローズアップされる日は遠そうですが。)
また余談ですが、作者のくがねさんによって子持ちだという衝撃の事実が明かされています。(笑)
敗北を喫してしまうナザリック勢の一人
レベル50以上のプレアデスたちを始めナザリック地下大墳墓のNPCたちは、レベル30で英雄級の扱いを受ける異世界ではほとんど別次元の強さを誇ります。ですが、それは人間たちに限っての話。
転移した異世界にもまた人外の存在はあって、彼らの多数は人間以上の強さを誇り、それから六大神や、八欲王や、十三英雄など、かねてからアインズの懸念していたプレイヤーの存在もあり、必ずしも最強の集団ではありません。

その例として、シャルティアが洗脳されたり、結局は圧倒的ではあったとは言え、リザードマンに対するコキュートス軍勢の敗北などがあります。エントマもまた青の薔薇のイビルアイから敗北を喫したそんな一人。
ただ、3vs1であったこと、《ヴァーミ・ペイン/蟲殺し》というエントマだけを殺すような対蟲の魔法をもっていたからなのですが。しかも、イビルアイはエントマとアインズの憎悪をよそに、アインズにべた惚れしてしまいます。伝説の吸血鬼である“国堕とし”であるにもかかわらず。
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