オーバーロード／OPアニメからアインズたちの軌跡を辿る　稀に見る最高にクールな疾走感のOP

オーバーロードの序盤の主要の物語がはめこまれている

OPは「真実は何処へ　探して」の歌詞とともに、アインズの手から始まります。


実際、オーバーロードは、アインズもとい鈴木悟にとっての真実、現実世界のプレイヤーたちを求める旅でもあります。


そしてタイトルコール。


その文字が赤く、霞んでいくとともにアンデットの大群が現れ、


一瞬ですが、映し出される拠点であるナザリック地下大墳墓。


ここからメインキャストである守護者紹介。


美術監督にガンダムシリーズやローゼンメイデンなどを担当した池田茂美さん。


コキュートスの貴重な動くシーン。


女性の涙にも弱い格闘王の竜人セバスの次には、


シャルティアが、ゴスロリ系の日傘を優雅に振り回しながら華奢な体をくるり、そしてちらりとおぞましい本性を見せます。


そしてBメロともに雰囲気は変わり、エンリとその妹ネム。
ゆっくりと歩くアインズに背中を見せているのは、その背中に背負う責任を表しているのでしょうか。それは同時に、鈴木悟が一介のサラリーマンでしかないことを表しているのかもしれません。


アインズと対して初めてタメ口を交わした人間、ブリタ。


漆黒の剣の無邪気な笑み。


ンフィーレアとバレアレ。


王国戦士長ガゼフとその部下たち。


陽光聖典隊長ニグンと部下たち。


ズーラーノーンの幹部カジットと、顔芸と悠木碧さんの好演技でオーバーロードの顔ともなったクレマンティーヌ。


web版ではシャルティアの眷属になり、都度殴られ、ドMと化したりとキャラ崩壊がすさまじかったブレイン。


そして漆黒聖典メンバー。


歌詞の「嗤い出した」と重なるように、笑い、切り替わるガイコツたち。


サビに入るとともにハムスケ。（完全にただハムスターが走ってるようにしか見えない）ここから戦士編。


ハムスケの全力疾走と入れ替わるように戦士姿のアインズ登場。アインズであることが分かるように、キラーンと赤く目を輝かせ、上空へ。


プレアデスから大抜擢されたナーベも続きます。


そしてオーク＆ゴブリンとの戦闘は躍動感溢れるカット。アインズの巨体・大剣から放たれる剣技は、カメラワークのおかげで外見の重厚感にもかかわらず、大胆でありながら非常にシャープで、一種剣武のようにも見えます。


両断したオークの体からアインズがズームアップ。右へとフェードアウトするアインズの脇からナーベが登場し、放出されるライトニングの魔法。





使役していて、仲も良い、フェンリルに乗るアウラとマーレ。


カルネ村と最強装備のアルベド。


コキュートスとリザードマン。数少ないコキュートスのカットと、リザードマンの唯一のアニメ絵。


セバスと路地。


アインズから仰せつかった英雄に倒される魔王役を意識したのでしょうか、月に浮かび上がるデミウルゴス。


今度は赤い空とともに、たっち・みーに救われたアインズの初心者時代。戦士からそして、現在の大魔法使いのアインズへ。


涙も若干のネタ感がぬぐえない黒歴史を背負わされたかわいそうなアルベドから、


裏切りのシャルティア。


衝突後、爆発して勝敗の見えぬまま、場面は切り替わり、アインズはアルベドから旗を受け取り、


そして、監督の伊藤尚往さん、ナザリック主要メンバーとともに掲げられる世界征服の未来の図。少なくとも筆者と150万人は支配されています。（笑）


「ただこの世界を生き抜こう　さあ　どこまででもこの足が行く限り」
〆のこのフレーズは、私たちに対するメッセージのようでもあります。

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