クロムクロ/15話感想 復活、不死身のサムライ剣之介!その頃ムエッタとミラーサは再洗脳でゆりんゆりんの関係に!?
2016/07/25
文化祭の惨劇に遭いつつも、なんとか連携でエフィドルグの侵略を撥ね退けた黒部研防衛チーム。日常は取り戻したものの失ったものも多くて――様々な思惑が交錯するクロムクロ第十五話『追分の果て』のレビューです。
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2016/07/25
文化祭の惨劇に遭いつつも、なんとか連携でエフィドルグの侵略を撥ね退けた黒部研防衛チーム。日常は取り戻したものの失ったものも多くて――様々な思惑が交錯するクロムクロ第十五話『追分の果て』のレビューです。
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アバンで緊急治療室に担ぎ込まれる剣之介とそれを見守る由希奈。さらに二人を見守る洋海の姿。完全に旦那を心配する嫁と姑みたいな雰囲気で(笑)
自宅道場で精神統一を図るソフィー。真剣を手に取っているのは居合の訓練というより、文化祭事件で自衛用に使っていた拳銃が全く役に立たなかった後悔もあるのでしょうか?
生体認証をクリア出来ればフスナーニの遺した剣を使えるようになりそうです。
▲ ヒロインを差し置いて朝シャンシャワーで視聴者サービス(笑)
カルロスに降って湧いた転校話。父親の故郷であるスペインへの疎開を母親が勧めます。地下発掘現場の主任であるカルロスパパにも仕事を辞めて疎開するよう進言してます。
高校でも疎開の話題があちこちで持ち上がっています。エフィドルグの日本襲撃は富山に集中していますし、仕方の無いことかもしれません。
やはり校内中で噂になっているムエッタ=由希奈激似による由希奈宇宙人説。嘘吐き呼ばわりされたり宇宙人呼ばわりされたりと由希奈も大変ですね。
カルロスの八つ当たりは剣之介へのとばっちりに。しかしアメリカのエリア51は(近郊のラスベガスも含めて)壊滅、ロシアに至っては国内で戦術核を使用して周辺は惨状になっているはずですが、その点あまり言及されていません。
他国の被害はもしかするとある種の情報規制が行われているのかもしれません。実際ラスベガス壊滅も噂レベルみたいな会話でしたし。
その頃黒部研ではガウスの単座化改造が急ピッチで行われていました。予備パーツを組み上げてもう1機分を確保、戦力増強を図る計画です。
セバスチャンはソフィーと離れることを固辞しますがソフィーにはフランスにいる両親から帰国の要請が届いていました。如何に天才パイロットとはいえ未成年である以上、保護者からの要請を断る訳にもいかないのでしょう。
▲ 両親の意には背けないが日本にも残りたい、そんな気持ちがソフィーの表情にも出ています。
黒部研の食堂で剣之介と再会するソフィー。剣之介はすっかり完治していました。凄まじ過ぎる超回復能力です。やはりインプラントされたナノマシンによる再生能力でしょうか?
お腹が極端に空いていたのは再生のために失った代謝エネルギーを回復するためでしょうね。
ソフィー「少し前の私だったらすぐ言う通りにしていました。でも今は迷っています」
剣之介「うむ…迷うは人の世の常と聞く。だが武士たるもの、一度決断を下せば己の選択をただ信じるのみ!」
ソフィーは苦しい胸の内を剣之介に明かします。それにモノノフとしての心構えで応える剣之介…と思いきや、実は彼の思考は完全にアイスの虜でした(笑)
剣之介「よし、ここはつぶあんに決めた!」
剣之介からナイスアドバイスを受けたと勘違いするソフィーちゃんが天然可愛いデス。勘違いの行く末がチョット心配ですけど(笑)
一方こちらは衛星軌道上のエフィドルグ母艦。
這々の体で帰還したムエッタとミラーサが謎の仮面拷問器にかけられ苦しんでいました。他の幹部達は「根源的恐怖。さて小娘共は何を見せられているのか」等と言っていますが、果たして本当にそんな『罰を与える』ための器械なのでしょうか。
ナイオン(ロングアーム)の反応が途絶えたことからフスナーニの死亡を推測する隊長。全然命令を聞かない部下ばかりで大変お疲れ&ご立腹の様子。そんな隊長にムエッタは再出撃を願い出ます。
そこに背乗りするかの様に協力発言を申し出るミラーサ。ところが何故か突然「姉さま」呼びを始めます。その口調や性格も以前の刺々しいものからやや大人し気なものに。まるで人格が入れ替わったかの様です。
突然のお姉様呼びにも関わらず、特に抵抗を見せないムエッタ。最初から姉妹だったのか、それともあの謎の仮面器具の力で記憶を書き換えられてしまったのか。
たださえ少ない部下。しかもその中でも二人しかいない女子の仲がああも険悪過ぎるとモチベーション的な意味でも色々大変だったに違いありません。人間関係の揉め事を処理するのも煩わしくなり、心の安寧を求めるあまりついつい二人の記憶を書き換えてしまったのでしょう。仲の良い姉妹という設定にしたレフィル隊長に苦労の様子が見え隠れします(笑)
土下座までしたかいあって、地球再潜入の許可を得たムエッタとミラーサペア。潜入が察知されるのを恐れ、身一つで大気圏突入を試みます。怯えるミラーサが本当に別人ですね。
なお大気圏突入は開始時点をトラクタービームの重力制御で保護しています。ガンダムの大気圏突入のエピソード等で有名な空力加熱は高スピードによる空気の断熱圧縮によって発生する現象のため、理論的には超低速で進入すれば熱は発生は大幅に低減されます。宇宙服も数百度の熱には耐えられる造りなのでしょう。それより気になるのは着地はどうやった?ってところですがね(笑)
しかしそれら勇気ある行動も全て謎の鬼仮面の剣士には察知されていました。ムエッタさん、うっかりを通り越してもはやギャグレベルです。
今回昏睡中の剣之介はまるで夢を見るかの様に過去の記憶をフラッシュバックで思い出します。
雪姫「この者をムクロに?」
鬼面「…そうだ」
回復槽の中に入っていた剣之介。この技術力、助けたのは鬼面の戦士でしょうか? あと過去の雪姫と鬼が仲間同士であったことも確認されました。
『鬼が雪姫を救った』場面を剣之介は『鬼が姫を襲った』と勘違いしていたということなのでしょう。この時点で雪姫の精神体は既にエフィドルグの先遣隊の人物と入れ替わっていた可能性もありますが。
今回記憶を改竄されたと思われるムエッタとミラーサ。仲良し姉妹(?)という属性が付け加えられましたが、ミラーサの小生意気な女帝キャラから大人しめの妹属性キャラへの変更はあまりにもあざと過ぎます。一体これ誰の趣味なんでしょうね。あるいは現在の地球文明の研究の成果かもしれませんが…(笑)
再び地球潜入を果たしたムエッタ&ミラーサ。迎え撃つは黒部研。今度は人間関係の大幅な変化もあってどう転ぶのか予測不能、暗躍する鬼面の戦士の姿もありますしね。
そろそろエフィドルグの真の目的や、彼らの素性の正体に繋がる謎も解明されていくでしょう。次回も目が離せない展開になりそうです!
write : ごとうあさゆき
source : クロムクロ製作委員会
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