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エルドライブ/1話感想 いきなり「発射」されました。想像以上に面白い!!天野明先生が描く本格SF世界!!

      2017/01/19


リボーンの天野明先生がジャンプ+で連載中のエルドライブがついにアニメ化されました! 大人気作品リボーンのファンが大注目の作品です!!

原作は繊細なタッチのフルカラー電子コミックですが、アニメ化したらどうなるのか楽しみですね((o(´∀`)o)) 天野先生が描く壮大なSF世界を存分にお楽しみください!!

それでは、第一話「宙太と声と採用試験」スタートです!!( `・∀・´)ノ

2話感想

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宙太にしか聞こえない声


主人公の九ノ瀬 宙太(ここのせ ちゅうた)は自分の頭の中でだけ聞こえる声に悩む中学生。声のせいで大事なことを聞き逃したり、声と口論すると周りの人には独り言に見えるから変わり者扱いされてしまいます。誰にも相談できず、ひとり悩む宙太は周囲と距離をとり、なるべく他人に迷惑をかけないように生活しているのでした。


家庭調理部の助っ人に呼ばれる程に、家事が得意な宙太でしたが、自分に自信がない為断ってしまいます。「だから友達ができないんだ」頭の中の声に痛いところを突かれ怒りながらも落ち込む宙太。

そんな宙太の前に現れたのはフェロモンムンムンの早乙女先生とタテヤン(茶髪ぽっちゃり)とウチダ(黒髪)。


早乙女先生を見た宙太の中の声が「ボヨンボヨン」だと言う声に、それを言うなら「ボインボイン」だろと声に出してしまった宙太。その声を、宙太が密かに想いを寄せるクラスメイト其方 美鈴(そのかた みすず)に聞かれてしまい「最低の変態ですね。跡形も無く死んでください」と辛辣に罵られ、告白することもなく玉砕します。


上手くいかない日常に落ち込みながら帰宅していると、タテヤンが早乙女先生とカラオケに行かないかと声をかけてくれました。やっぱり断る宙太でしたが、そんな宙太にも優しく接してくれたタテヤン。タテヤン、思いの外良い奴ですw


宙太の自宅はマフィン屋でした。マフィアの次はマフィン屋…これは、リボーンファンへのメッセージでしょうか?Σ(・∀・;)

マフィンを焼くことだけは天才的でも、家事音痴なミミおばさんと二人暮らしの宙太。両親のいない宙太を育ててくれたミミの為に、宙太はお店や家のことを最優先にしているようです。


天野先生はヘタレ主人公が好きなのでしょうか?(;´∀`) ツナを彷彿とさせる宙太のダメっぷりがww 状況説明やシーンチェンジ、アクセントにちょいちょい原作に近い繊細なタッチの絵が入りますね。宙太の中の声とのやりとりが、アニメでテンポが良いのでなかなか面白いですww

やっぱり地球は青かった!


店の前の掃除をしながら、美鈴のことを妄想する宙太。宙太曰く、美鈴は「天使の皮を被った悪魔」だそうですw あんなに辛辣に罵られたのに、美鈴を忘れられないようで妄想デレデレの宙太は突然、謎の光に包まれます。


落下して着いた真っ暗な空間を歩いていると、光の先には見たことも無い生物がたくさん居る空間が!! 仮装大会の会場…?と宙太が困惑しているところへ登場したのは宇宙警察・エルドライブ太陽系方面署の署長レイン・ブリックでした。署長の登場に「ヨーヨーサー」と敬礼をする謎の生物たち…。


エルドライブについて説明するレイン。宙太はマザーズコンピュータに選ばれた署員の候補だと説明されます。

まったく状況が飲み込めない宙太に「見た方が早いか」というレイン。そして宇宙服を着せられた宙太は勢いよく発射されますw


飛び出した先は宇宙。背後には真っ青な地球がありました。このシーン、とっても綺麗でした!!

そして振り返った先にはSF作品には必須のバトルシップ型の太陽系方面署が格好良く登場。他にも三日月みたいな生物や10本足の生物も登場し、驚きっぱなしの宙太。「この宇宙に住むものの治安を守ること、それが宇宙警察エルドライブの使命だ」とレインがクサいセリフを放ちます!


これから行う採用試験に合格すればエルドライブの一員だというレイン。もちろん断る宙太。受けろという宙太の中の声や「受けなければ殺す」というニュアンスで脅迫するレインたち。

そこへ宙太の受験を反対する声が。宙太のことを凄い早さで否定していく声に、勝手なことを言うなと怒る宙太は「ダメかどうかなんてやってみなければわからないじゃないか!」と勢いで言ってしまう…。

ボインボインの正体!


勢いで受けることになった採用試験。試験の内容は地球に潜伏しているシャブロール星人(捕食型宇宙人)を逮捕することでした。下手したら喰われるかも、そのセリフとともに地球に送り返られた宙太。採用試験を楽しむ宙太の中の声とは裏腹に宙太は不安でいっぱいです。


人に化けていることを考えると目に映る人間みんなが怪しく見えてしまう宙太。その時、カラオケ帰りの早乙女先生とタテヤンと遭遇します。「油くさい、ボヨンボヨン」と騒ぐ宙太の中の声。その声と口論になる宙太でしたが、宙太が口にした「油くさい」「ボヨンボヨン」という声に反応する早乙女先生。


「ボヨンボヨン呼ばわりされるのが、ご飯抜きより許せないのよ」と怒りを抑えきれない早乙女先生は、まさかのボヨンボヨンのシャブロール星人に変貌します。タテヤン残念!

宙太が胸に着けているエルドライブのバッチを見て、近づいたら殺すと脅すシャブロール星人。怯えるタテヤンは宙太に助けを求めます。


「助けて」という声に反応して宙太の脳内では過去がフラッシュバックします。

宙太が中の声を信じて行動したせいで救えなかった友達が落ちていくシーン。「変な声が聞こえる僕なんて役に立たない」「何かをすれば良くない事が起こる」と行動できずにいる宙太。宙太のネガティブの原因はどうやら過去にあるようです。

シンパシー!宙太の覚醒!


一度逃げた方が良いという宙太の中の声。しかし宙太の中では、変わり者の自分に声をかけてくれた、優しく接してくれたタテヤンを助けたいという気持ちが湧き上がります。どうにかして助けたい!逃げろという中の声に「お前も僕の一部なら、一緒に考えて!助けられるのは僕しかいないんだ」と叫ぶ宙太。


宙太の想いに呼応して、宙太の中から出た光る何かがシャブロール星人のお腹に直撃してシャブロール星人を吹っ飛ばします。「久しぶりに共生技が発動してしまった」そう言って宙太の中から現れた謎の生命体は、ずっと宙太の中で聞こえていた声の正体でした。


宙太の中にいた生物の正体は、今は失われたグリフィス星人が、かつて星々を監視するために送り込んだ惑星監視用生命体「共生体(モニアリアン)」でした。そして、共生時にアクションの起点となるのはイメージの一致だと説明し、シャブロール星人を倒す方法をイメージしろと指示するモニアリアン。


ボヨンボヨンのお肉をみた宙太は、その肉をぞうきんを縫うように「なみ縫い」をイメージ。そして発動したシンパシー技でシャブロール星人のお肉をなみ縫いし、前が見えなくなり自滅したシャブロール星人。逮捕に使う手錠をかけて試験完了です。


状況が飲み込めないままエルドライブにまた転送された宙太は、レインから採用試験合格を言い渡されます。合格に驚く宙太の前に「私は反対です!」と登場したのは、なんとクラスメイトの美鈴。「なんで其方 美鈴がここに!?」と宙太が叫んで、次回へ続く。

初回を見ての感想


率直な感想を言いますと「想像以上に面白かった!!」です。

というもの、エルドライブの原作は賛否両論、ちょっと否が多いかなという感じでした。リボーンのハードルが高すぎて、評判が下がってしまっているというのもあるとは思いますが(;・∀・)

私もジャンプ+の読者として、エルドライブを読んでいる時期がありました(無料の範囲だけですが)。正直、展開が物足りないというのが原作を読んでの感想です。そんなことがあったので、アニメを見て「想像以上に面白い!」という感想になったのだと思います。

アニメの方が面白いという要因が、アニメ化されるにあたって、原作と違うところがちらほら見られ、構成をいじったことでお話全体がテンポアップしています。中の声との掛け合いや、ストーリーのメリハリがあるのでとても見やすかったです。

また、原作だと淡い色のカラーでキャラが描かれていますが、アニメははっきりめの色彩なのでSF感が増すのと、私の中での天野先生作品にイメージが近いので受け入れやすかったのかもしれません。原作だとふわっとしてしまっている設定もアニメ化で拾いあげ磨き上げてくれれば、この作品は凄く面白くなる気がします。今後の展開への期待値も込めて、躊躇している皆さん、ぜひ一度見てみてください!!( ´∀`)b

来週も宙太はまた、美鈴に辛辣に罵られるのかな?(;´∀`) それでは、また次回お会いしましょう( `・∀・´)ノ

(saku)

2話感想

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