結構新しい古代兵器、装甲機竜(ドラグライド)
「機竜」とは遺跡から発掘された兵器のことを指します。その発見はここ数十年のことで、まだまだ知られざる事実は多いと目され、方々で研究にも余念がありません。
▲ とはいえ、国の軍事兵器・兵力として扱い、リーシャがオリジナルの機竜を生み出せるくらいには研究が進んでいる
そんな機竜の主に操縦技術方面での知られざる事実の一つに、「三大奥義」というのがあります。
ルクスの編み出した三大奥義とは
三大奥義とは、機竜の真の力を引き出す技のこと。軍事力に長けた旧帝国では伝えられていましたが、まだ建国して数年、王家の力も弱く軍事力にも不安のある新王国では知られざる技術となっています。
三大奥義は、機竜と精神と肉体を完全シンクロさせることで超スピードを得る【神速制御】、意図的に暴走させ、危険と引き換えに超パワーを得る【強制超過】、肉体操作、精神操作の交互に機竜を操ることで連続攻撃を可能とする【永久連環】の3つ。
暴走だったり、シンクロだったり、機竜の真の力を引き出すやり方は、エヴァのそれと近しく考えて問題ないでしょうね。
▲ 原作ではリーシャに紋章を刻んだベルベット・バルトが奥義の一つ【神速制御】を5年かけて習得していた
最強の機竜乗りはそのかわいい性格のため?
そもそも機竜の制御は、男性よりも女性が適しているとされていますが、身体能力と操作技術を要するために女性の機竜乗りはまだまだ多くありません。
「ロボットは男のロマンだ」という名言が存在するくらい、ロボットは、ガンダムやマジンガーZなどのスーパーロボットをはじめとして男性パイロットが多くを占める乗り物であり兵器ですが、その実、子供の思考の柔らかさや心の純粋さを求める嫌いがありました。(ロマン=少年の心を所以とするのでしょうね。)
その最たる例の一つがエヴァですが、そこにくると、機竜と精神をシンクロさせることが真の力を引き出すことになる最弱無敗の神装機竜のロボット事情は、エヴァと近いと言えそうです。
ただ、女性適正の方は、女性でなければならない理由が今のところ、身体能力以上のことが明記されていないようなので、ひとまずハーレム系に属するラノベ的設定の側面が強いのでしょう。
▲ 作中でヒロイン並みによく頬を染めるルクス
そのため、ここには、外国人のエヴァファンが論じてもいた、ロボットと精神をシンクロさせようとする奇抜な発想、もとい“モノ”に心を見出す日本人的な心を見出す方が自然なのかもしれませんね。そうなるとやはり、ルクスが最強である理由は、身体能力と操縦技術を持つ男性であると同時に、女性のような「かわいい」性格でなければならないのかもしれません。
4話では姉のようだったクルルシファーの自由をかけたルクスとバルゼリッド卿との戦いが繰り広げられると思いますから、その辺りがどう演出されるか楽しみですね。(*´∀`)
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最弱無敗の神装機竜
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Comment
訂正
神速制御を五年かけて習得したのはバルゼリッドじゃなくてベルベット・バルトって言う人です。
アニメだと原作五巻くらいに出てきたはずのラグリード・フォルスと差し替えられてますが、原作ではベルベットが旧帝国のクーデター後から五年かけて習得に至ったわけで、バルゼリッドは三大奥義を所得してません【強制超過】にも気付いてなかったようですし
申告ありです!修正しておきました