双星の陰陽師/46話感想 ついに悠斗死す…!! だがやってきてしまった、ろくろの破星王としての覚醒
2017/03/19
紅緒と別れを告げ、最後の戦いの地に赴く焔魔堂ろくろ。そこに待ち受けるのはろくろの宿業のライバル・石鏡悠斗。
互いに本気を出してぶつかり合う双星の陰陽師第四十六話『悠斗』のレビューです。
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2017/03/19
紅緒と別れを告げ、最後の戦いの地に赴く焔魔堂ろくろ。そこに待ち受けるのはろくろの宿業のライバル・石鏡悠斗。
互いに本気を出してぶつかり合う双星の陰陽師第四十六話『悠斗』のレビューです。
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禍野と現世の繋ぎ目である世界の最下層『常闇の間』でぶつかり合う2つの魂。ろくろと悠斗。
破星王の力を顕現させるろくろにケガレの力を発動し玄胎化する悠斗。いよいよ本気のバトルが始まります。
一方その頃、禍野にある教会跡では生きていた御影の元に有馬が姿を現します。
闇無の策略によって呪力を奪われ全滅し、石化してしまった十二天将達――しかし同じく囚われたハズの御影が無事だったのはなぜ?
御影「私を止めに来たのですか?」
有馬「だとしたら?」
御影「もはや状況は陰陽頭の手にも及ばぬところまで進行しているのですよ」
自らを『安倍晴明そのもの』と嘯く御影。果たしてその真意は? そして悠斗が吸収したとされる安倍晴明との関係は? 謎が解明されるどころか、次から次へと新たな謎が飛び出します。
そしてろくろと悠斗の戦いは文字通り頂上決戦の様相を呈してきます。世界を軽く滅ぼせる力を持った者同士のバトルは常闇を軽く一蹴し、禍野へと繰り出し――
ろくろ「悠斗、てめえも殺さねえ」
悠斗「はぁ?」
ろくろ「俺はただお前を止めたいだけだ。これ以上間違った方向へ行かないようにな」
悠斗の煽りに乗って暴走はしないしトドメを刺さない、お前も殺さないと宣言するろくろ。
しかしその言葉に悠斗は怒り心頭――最終手段のリミッターを解き放ちます。吸収した闇無や十二天将の呪力を解放し、最終形態へと変化する悠斗。
しかしそれは肉体の限界を超える、強大な呪力を浪費し激しい戦いを繰り広げるもの。同時に悠斗は自らの身体を滅ぼしていく代物でもあったのです。
消耗に耐えきれず、とうとう膝を屈する悠斗の姿に既に戦いの末路を見切ったろくろは、悠斗を残してその場を去ろうとするのですが――
悠斗「さぁ、戦いを続けようよ!君が守ってきた現世を破壊しながらね!」
今自分を止めないと現世を滅ぼし、ろくろの大切な人達に危害を加えると宣言し、現世へと繋ぐ道――龍黒点を形成する悠斗。その一言で怒りMAX、ブチ切れたろくろは全身全霊を込めて悠斗との決闘を再開します。
自らの記憶と引き換えに呪力を引き上げていくろくろ――しかしそれは同時に破星王への覚醒を促すものでもありました。
全ての記憶を失いついに暴走の時を迎えるろくろ。その姿に満足した悠斗はろくろの一撃を受け入れ――
まるでそれを待ち望んでいたかの如く、敗北を喜ぶのでした。
前回まででろくろの正体が判明したことに続き、今回はいよいよもうひとつの謎――紅緒とその双子の兄、石鏡悠斗の正体についても明らかになりました。
ろくろが世界の負の力――陰の気を結集して生み出された存在『破星王』とするならば、紅緒は天御柱によって陰の気が浄化され集められた正の力――陽の気が集まり生み出された子であることが判明。
つまり、安倍晴明が企てた『双星の陰陽師』とは、最高級の陰陽双方の気の集合体より生まれた男女が結ばれ、両方の形質を融合させた最強の『神子』を作り出す計画だった――という代物だったのです。
しかし晴明にとって想定外は、陽の子が双子として誕生したことでした。
強力な陽の気を一身に集めて生まれてきた陽の子・紅緒の双子の兄は、なんと陰の気の集合体――つまり破星王の模造品となってしまったという訳です。
安倍晴明は人類をただ抹殺するために『破星王』を用意した訳ではなく、人類がそこまで邪悪で無ければ破星王が覚醒することなく、晴明が別に用意した陽の子と結ばれることで双星となり、神子を生み出し禍野を滅ぼす――本来はそのつもりだったのでしょう。
しかしその計画はまさかの2人目の破星王の誕生によって水疱に帰してしまいました。
2人目の破星王の望みは破星王の覚醒そのものにあったのかもしれません。あるいは自分が破星王の単なる模造品、出来損ないであると知ったことで、自分の行く末に絶望してしまったのかもしれません。
双星の陰陽師のろくろと紅緒ちゃんを描いてみた!!ろくろがぁぁぁぁぁ!
— 花江もんもん♡No.6 (@RS0714HN) 2017年3月3日
右向きがほんとに苦手。#双星の陰陽師 pic.twitter.com/LnZmNj6Qkk
残された最後の記憶――紅緒との思い出、それすらも失ったろくろはついに破星王として真の目覚めの時を迎えます。
その時、有馬が施した葬(ほふり)の儀が作動。ろくろの心臓が爆裂四散し――!?
有馬「まさか!? 葬の儀を超越するとは…」
有馬の施した呪術に死亡するろくろ。しかし次の瞬間、心臓は瞬時に再生、まさかの復活を成し遂げます。しかも逆にこのことで破星王は人の姿――肉体という器を破り、巨大な炎を纏った呪力の塊として顕現化。
禍野に現世、全てを破壊し、人間を滅ぼすために活動を、暴走を開始する破星王。悠斗が死んだ今、止められる者は果たして存在するのか? そして残された紅緒や繭良達の運命と選ぶ決断とは。
安倍晴明を名乗る御影の謎や有馬の行動も含め、次回の展開から目が離せません!
(ごとうあさゆき)
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