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リゼロ(Re:ゼロ)/屋敷編でのキーパーソンはベア子 シリアスな展開を和ませるのもベア子

   

挿入歌のSTRAIGHT BETが紡いだように、「命こそを銃弾に」混めたスバルの本気度は7話での決意、そして9話、特にレムとのやり取りに凝縮されていました。

レムが怖くて、自分が助かりたいだけなら、やはりまた上手くはいかなかったのでしょうね。(E・M・T…!)

ベア子8
「この傷跡を作った奴が俺に呪いをかけた張本人だとベアトリスが言った」

きちんと考えて行動に移した末にようやく結果を出していくスバルを見ていると、人生くんだりを語るつもりはありませんが、自分の行動が逐一気になりそうで、でもやっぱり丁寧に、地道に歩んでいれば相応の結果があるのかもしれないとは地味に思うところでしょうか。

上司がガミガミ言ってきてウザイのはどこの会社でも同じ、世の常ですが、そんな上司を味方につけた場合にあれよあれよと事が上手く運ぶことがあるのもまた世の常。その実上司は、部署内での地位の確立や、昇進する際には必要な存在、関門だということ。(ストレスがなくなるということも含めて。)

スバルが所属する会社もといコミュニティはロズワール屋敷。みんなでハッピーエンドというわがままで主人公らしいその目標地点に行くために、世の上司ほどガミガミ言いませんし、むしろ可愛いですけど、ベアトリスことベア子は欠かすことのできない人物でした。

ベア子15
▲ この可愛さはなんて表現したらいいんだろう…w

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ロズワール屋敷編での最重要人物

ベア子5
「…「さっきと今破られた」って言ったよな?」
「つい3,4時間前に無神経なお前をからかってやったばかりなのよ」


ベアトリスのキーパーソンっぷりは一応、ロズワール屋敷のメンバーの中で唯一スバルとの記憶を保っていることからも窺うことができます。

ベア子10
「呪術には絶対に外せないルールが存在するかしら。呪術を行う対象との接触、これが必須条件なのよ」

ベアトリスと親しくすることで得られる恩恵は、ざっくり言えば、レム、ラム、ロズワールの3人の誰かから敵対行動をとられた時の防御手段、パックやエミリアを凌ぐ治療魔法、そして唯一呪いの解呪ができること。

ベア子6
スバルが散々探し求めていたのは自分の死因、つまり衰弱死の謎、呪術師の正体であり、その謎を解くためにはベアトリスの存在は必要不可欠なのでした。

ベアトリスと接しているとスバルはチャラさがあがる

そんなベアトリスですが、他の点でも、声優さんたちが気に入っているようにスバルが素で話すことが出来る相手というのもあります。

ベア子9
素で話せるのはもう一人ラムがいますが、都度記憶がなくなってしまうこと、また多少なりとも親しくすればレムの嫉妬を買いかねないこと、加えて横の繋がりもそれほどなく比較的秘密が保持されるベアトリスはプライバシーの保護という点でもラムに勝ります。(それから、スバルが年下(幼女)扱いができることも。)

ベア子13
「ベティーとお前の間にどんな関係…待つのよ。今なんて呼んだかしら?」
「ああ、ベア子な」


ベア子14
「なにかしらその押しつけがましい善意。気持ち悪いというより胸糞悪いのよ」
「つれないこと言うなよベア子」


ベアトリスもまたなんだかんだ助けるあたり、世話焼きの性分とツンデレな好意が。(笑)

レムのデレが可愛い、ラムとの会話のキャッチボールがコントのようでテンポよくていい、それとは別にスバルとベアトリスのやり取りは別次元な癒しがあります。そんな二人を「相性がいい」とは、ラムの言でも触れられているところです。

スバルの壮絶な経験を緩和させるベア子萌え

ベア子4
リゼロ、特に屋敷編のシリアスさは割りと類を見ません。

仲間と思っていたら実はそうでもない「裏切り」。そんな主人公に対するむき出しの「憎悪と殺意」。この二つはどの物語でも見られる要素で、一般的に物語のシリアスさ、壮絶さをあげるにはこれらの機会と度合いを増すことが基本になりますが、完全な違いとして、スバルには彼らを非難できる正義がありません。死に戻りでそもそも時間が戻り、記憶を持っていないのですから、むしろ彼ら側に正義があると言えてしまいます。

ベア子3
しかもスバルの絶叫と若干グロに踏み込んでいる生々しい死に顔、表情の変化もあって、リゼロのシリアスさはその実かなりの様相を呈していますけど、そのためか、「精霊然としている」――もとい従来のアニメキャラらしい萌えキャラをしているベアトリスの言動、反応には、癒された人も多いのでしょうね。(実際、原作ではもう少しスバルを詰ったりするところを省いて中立なキャラ寄りにした辺り、視聴者寄りな製作陣の狙いはシリアスさの緩和にあると言えそう。

ベア子7
それはまた、スバルも一緒だったに違いないのは確か。どうしようもなく絶望していた時に手を差し伸べてくれたのはベアトリスでしたからね。癒し萌えキャラにして、スバルはもちろん、視聴者目線でも「救い」を体現しています。ただ、スバルには幼女萌えはないようなので、たかいたかーいをして、愛してると言うことはあっても、ベア子にデレッデレになるようなことは今後なさそうなんですけどね。(笑)

ベア子11
「あぁそうだな!助かった、お前のおかげで光が見えたぜ!」

ベア子12
「ベア子愛してる!」
「下ろすかしら!」


▲ 原作ではついでにパンツの色(白)も見た

PS:そういえば例によってテニスコラボは今回も盛り上がったよう。

 - Re:ゼロから始める異世界生活

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