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リゼロ(Re:ゼロ)/ナルト感もあるスバルのスポーツマンシップとテニスコラボの偶然な必然

      2016/06/13

ナルト
「レムを鬼たらしめているのはあの角だから、一発強烈なのを叩き込めばそれで戻ってくる…」
「確かか!?」
「はず。きっと。だといいと思うわ」


スバルの物語がもはや異世界転送ものではなく、純粋にファンタジー作品であるという点には、先日の2期記事でも触れました。

それもそうです。なぜってスバルは現実のことこれっぽっちも考えませんし、寂しがることもなければ、当然のように戻る方法も考えません。エミリアを助けるため、王にするため、ただただがむしゃらに駆けているだけ。そのスバルの性格を単に流行の異世界転送物語になぞらえているだけと見る人もいれば、現代人のゲーム好き、虚構世界に対する没入度を模っていると考えるのはやはり少数派なのでしょうね。

白鯨20
それにしても、その過程で壮絶に凹んでも結果として立ち直るのだから、タイトルの「異世界生活」も伊達ではないなぁとは思います。また、スバルのタフさも相当だなぁとも。(笑)(もはやタイムリープ感は全然ないんだけどね。)

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失敗がないのはスバルが常に全力だから?

10話を見ていると、やはりラムの上からなおてんばっぷりに目がいきますね。(*´∀`)

ナルト2白鯨11
風魔法のエフェクトも、「ひょお~ひょお~」というリアルな風切り音始め、にじみ、本来の無色透明な風らしさもあってリアルですし、縦横無尽に動く3人と魔獣の作画もよく動いていて、迫力もあって、目が離せませんでしたしね。7話の神回から目が離せないとは視聴者のツイートなどからよく聞くところです。

そんな中浮かぶのは、「スバルってそういえば失敗らしい失敗したっけ?」というふとした疑問。

ナルト9
「あそこに一発…って無理くさくねぇ…?」
「知恵と勇気を振り絞ってどうにかしなさい」
「どうにかできそうな方法は実は思い浮かんでんだけど…きっとお前は怒るし」


確かに王都編ではチンにあまりにもあっさり殺されるという顛末を迎えたりもしました。ただ王都編でのスバルは導入部も導入部、自分の状況を知らなすぎていたので仕方ないとも言えます。

ナルト11
「…たくねぇ!噛んだなこのうすらバカがァ!!」

ナルト12ナルト13
そうなると主だった部分は屋敷編になるわけですが、2周目でのバタフライエフェクトか初対面の印象の違いかで生まれたズレで多少残念がってはいるものの、やはり失敗レベルではなく。3周目でのロープ然り、対魔獣もとい「犬」対策として上着を腕に巻きつけて噛ませたり、今回の大胆なラム投擲然り、スバルには若いにしてはアイデアマンとしての素質と実行力があります。

王都編:1周目 エルザから殺害(エルザのことは全く知らぬ存ぜぬ)
王都編:2周目 エルザから殺害(一般人のキャパ的に戦闘が無理。)
王都編:3周目 チンから殺害(チンも特別殺す気はなかった。)
屋敷編:1周目 衰弱死(スバルにとってはミステリー。)
屋敷編:2周目 衰弱&介錯死(やはりミステリー。)
屋敷編:3周目 ラムによる殺害(スバルなりに全力は尽くした。そして絶望。)
屋敷編:4周目 崖から投身自殺(決意。スバルに「嫌だ」という気持ちがあっても「失敗した」という意識がない。)

ナルト6
「好きだったからさこの場所が…大事だと思えてたからさぁ…この場所が…。取り戻したいって必死だったんだよ。恐かったよ。すげぇ恐かったよ」

つらつら書いてみて思うのは、そもそもスバルのぶつかる困難がすべからく最上級の災難であること。当然と言えば当然です、メインは「死ぬこと」ですから。そしてもう一つ、失敗とは“後悔の感情であること”。あーでもないこーでもないと試行錯誤しながら、逃亡も絶望もしたけど、スバルには結局ゲームのコントローラーを投げ出すことは許されませんし、自分のいる世界が好きだということにも気付いてしまう有様です。(逃げ出すことを許されないスバルを見ていると、魔女の手が、勉強が終わるまで断固として部屋から出ないスパルタの母親のようにも見えてくる(笑)。)

スバルの邁進が「死ねば戻ることができる」というカラクリがもたらした後天的な性質かと言うと、元々は「やるかやらないか迷ったらやらない」をモットーに、ライトなDQNであったこと、死ぬことが非常に“痛い”実経験を伴うことからも、さしずめ躾のように良い影響を与えているというべきなのでしょうね。

ナルト8
「るせえな…意地があんだよ…こんだけやられたらなァ」
「飛び抜けた気骨だけは認めてあげる」


▲ さすがに死線を潜りぬけているという意味でヴィルヘルム同様先輩であるエルザはスバルの本質を見抜いていた

また、「失敗=自分よりも戦闘力の高い誰かの死=戦えないスバルの死」という極論がリゼロにはあるので、スバルにはひとまず失敗がないように見えるんでしょうね。(もし、死んでしまうことと、スバルの初対面でのやり取りを失敗だとしてしまうのならこの件はあっさり終えるんですけどね。)ちなみに後々の3章以降も含めば、後悔することはもちろんスバルのみ生き残ってしまうケースは俄然増えてきます。レムへの駆け落ちなどは最初のそれらしい失敗に分類されるでしょうか。

そもそも当初のスバルのノリツッコミは、日本人の気質が十二分に投影されている切ってのエンターテインメント文化であるアニメ・ラノベ界隈では受け入れられづらいとは製作陣はもちろん、筆者自身も触れたところです。

ナルト7
▲ ナルトの主人公像も最初は批判があった気がする

ただし物語が進むにつれて、特にエミリアの膝枕を機に主人公化もとい真人間化計画は進み、スバルのノリ、性格は同じくノリツッコミの激しいナルトやルフィのそれに近くなっていきます。(ただ一般人であるがゆえの賢しさは持ってもいて。)誰が言ったのか忘れてしまいましたけど、ラノベというジャンル、スバルのうじうじしない性格を鑑みて「スポーツマンに近いKY」とは的を射ているなぁとしみじみ思います。

ナルト10
そこにくるとスバルのタイムリープの物語は、隠れジャンルとしての「スポーツ」とも言えて、……あ。そういえば、テニスとコラボしていましたね……w

偶然とはいえ、火のないところに煙も立たないとはよく言いますし。(ちょっと違う)なんか妙に納得してしまったのと、面白い〆を迎えてしまったので残しておきます。(笑)リゼロはスポーツだ!(違)

 - Re:ゼロから始める異世界生活

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