クロムクロ/8話感想 プチ家出した女子高生、山で鬼に襲われる事案発生。彼女を救うのは武辺者かあるいはクラスメイトか
2016/06/05
東の空が明るくなる頃忽然と姿を消してしまった由希奈。しかし彼女の揺れる気持ちに関係なく事態は刻一刻と進行するクロムクロ第八話『黒鷲の城』のレビューです。
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2016/06/05
東の空が明るくなる頃忽然と姿を消してしまった由希奈。しかし彼女の揺れる気持ちに関係なく事態は刻一刻と進行するクロムクロ第八話『黒鷲の城』のレビューです。
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鬼――エフィドルグが人間だったことにナーバスになっていた由希奈。母洋海との感情の行き違いもあってとうとう家出してしまいます。
あちこち探し回る剣之介と小春。もちろん見つかるハズもなく――お腹を空かせた小春は洋海に電話。姉の心配もさることながら食事の心配をするところが(和尚の食事は余程不味いのか)さすがです(笑)
剣之介「…何と大きな馬だ」
現代の牧場等で飼われているサラブレッドなどの馬体の大きい競走馬が日本にやってきたのは江戸時代も中期になってから。繁殖に至っては明治後期になってからです。
それ以前の戦国時代に使われた軍馬は非常に小柄だったことで知られています。剣之介が驚くのも無理ありませんね。
なお由希奈を探すため結構遠出したり、近所のおばちゃんやお巡りさんと親しげに会話したり、道に全く迷わず登下校しているところを見ると、剣之介完全に現代に馴染んでいる模様です。
その頃世界中ではエフィドルグから送られてきたメッセージへの対応に苦慮していました。しかし洋海の鶴の一声で国連事務総長の決意は固まります。
7話の描写(7時の時報)から約12時間以上もぶっ通しで話し合いが行われたんでしょうね。そして結論は出なかったと。
それでもクロムクロを渡そうとする国(派閥?)が勢力拡大しているというのは地球の結構切羽詰まった状況を示しています。恐らくは対抗戦力を持たない後進国の殆どがそう考えてしまったのでしょう。手段が無い以上、生存の可能性を考えると止むを得ないところです。
一つにまとまっていない組織に対して、内部対立を誘発させる策略は極めて有効です。発言だけならタダですしね。この辺りエフィドルグのメンタリティーや思考形態はほぼ地球人と同一と考えていいみたいです。
それに、逆に深読みすると7話の会議での様子といい、実は派遣部隊の台所事情は相当に苦しいのかもしれません。
失踪していた由希奈は一旦家に帰宅、父の手帳を見て何かを決意します。向かった先は――黒鷲谷。そう、かつて鷲羽の城があったその場所でした。
それを追うように剣之介も一路鷲羽の城を目指します。しかしそれは剣之介にとっては辛い現実――非情とも言える時の流れを目の当たりにすることでもありました。
森を探索中エフィドルグのカクタスと遭遇する由希奈。
必死で逃げるも追いつめられてしまいます。
間一髪――そこに現れる謎のジオフレーム。そしてカクタスを一刀両断に斬り伏せる驚くべき剣捌きの使い手の登場。(剣之介でさえカクタス相手では2戦共に苦戦しています)
ところで気になったのは、
▲ この剣って…?
▲ (OPより)この剣と同一の実剣ですよね…???
そして由希奈が朦朧とする意識の中で目にしたもの、それは剣使いの腕にはめられた父親の時計でした…!?
今回クロムクロ、その超絶性能の秘密の一端が明かされました。それは全身をナノマシンで構成された機体であるこということ。整備や修理、補給要らずの戦闘マシン。まさに理想的な兵器ということです。
近くの物質を食らうことでナノマシンは必要なマテリアルを確保、それを変換して機体修復やエネルギーに転化しているのでは、と思われます。とすればこれまでの話を踏んで考えると一つの仮説が浮かび上がります。
450年前の戦いで雪姫が散った際の映像、あれは剣之介の想像ではなく実際にあった出来事なのかもしれません。
1話で目覚めたばかりの剣之介はキューブの内部を確認して「壊れては…おらぬのか?」と呟いています。つまり、1度破壊されたキューブはナノマシンの力で復元された(もしかするとその際剣之介も一緒に復元され、後に凍結状態で待機モードに入った?)可能性があるということです。
今回アメリカのエリア51から持ち出された物体が一体何なのか気になります。7話でフスナーニが報告した「回収した『クルルイシ(枢石?)』」のことなのか、それともそれとは全く別の何かでしょうか?
そしてエフィドルグが地球にやって来た理由、探している『カナメイシ(要石?)』。それが一体何なのか、その所在はどこなのか?
まだ断定は出来ませんが、『枢(クルル)』と『骸(ムクロ)』、このキーワードの意味の相似性からも柩石とはムクロのコアユニット(ナノマシン生成装置?)、要石は宇宙船のコアユニットのことかもしれません。
問題は450年前のコアユニットを今さら回収する理由です。この辺り、本国に救援を要請出来ないほどの台所事情と何か関係があるのかもしれません。
そして痺れを切らしたエフィドルグは新たなる作戦をついに開始。巨大ジオフレームが富山に降下、まさに世界の運命が富山防衛に懸かっています。
そして気を失った由希奈の運命は――!?
因縁の地、黒鷲谷を舞台に激しいバトルが始まりそうな次回。蒼いジオフレーム、そして謎の剣使い。由希奈を追って黒鷲谷にやって来た剣之介と涼斗たち。
複数の運命と謎が交錯する黒鷲の城跡――鷲羽の山の中腹に一体何があるのか?
次回も目が離せません!
(ごとうあさゆき)
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