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落第騎士の英雄譚に2期はあるのかな?【続編じゃなく新章として続けられる強み】

      2016/04/18

2期
「人に認められるって嬉しいものなんだね」

2期1
一輝の“最弱”であったことで受けた破軍学園での不幸の日々が、その実最強であるがための余裕が招いてしまった悲劇だと一概に言えないのは、穏やかな性格や父親に対する認知欲求などのひどく普通な(あるいはいい子な)現実があって、偶然の産物を原因に周囲を破壊し尽くす暴徒と化せるようなアニメではお決まりの非現実的な現実がなかったためかもしれません。

2期3
「このくそ野郎!!消し炭になる覚悟はできてるんでしょうね!?」

2期2
「ステラ、彼の手がちょっと滑っただけだ。喧嘩するような事じゃない」
▲ むしろその現実はステラが持っていたし、落第騎士にライトな女性ファンが多いのもおそらくこの辺りが要因してる

落第騎士は、人間ドラマである前に、ひたむきに強さを求める剣術道アニメでもありましたからね。

もちろん9話から始まった、演出にかけるスタッフの凄まじい情熱は言うまでもないですが(笑)。その新進気鋭の情熱が一輝の信念と合わさって、肉体的にもやっぱり一輝と合わさってぶっ倒れるほどだったのは、公式twitterで芸能人のFAX報告よろしく伝えられているところです…w


ほんと~~~~~にお疲れ様でした!!

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2期の期待値

1クールで大満足な大団円を迎えたということで、2期も期待されている落第騎士の英雄譚。オバロやアルスラの記事でも読んでいただいている人にはお伝えしていますけど、今回もまた考えてみます。

2期10
2期の製作にはDVD/BDやグッズの売り上げが多く関わってきます。原作やコミカライズは出版社に利益がいくのですね。そのため、「落第騎士の英雄譚の2期どうなの?」という問題は、現状まだグレーです。発売日は12月25日ですし、数字としての人気・不人気がまだ出ていませんからね。(クリスマス発売ってどうなんだ…w)

2期_コミ22期_コミ
▲ ちょっとツン寄りなステラの空路恵さんによるコミカライズ。アニメ化記念で期間限定で読むことができる

そういう意味では、2期製作について語ることは考察の域を出ないのですが、落第騎士の英雄譚のヒット、もとい作品の品性・好印象っぷりは深夜アニメ特有のカオス要素が少なく、2期を製作するにあたって悪い方面に進むのはなさそうではあります。(まだ局の力が強いのもありますしね。)

今回は製作会社のほうにスポットをあててみます。

新進気鋭なアニメ製作会社

2期_バカテス
SILVER LINKは、比較的新しいアニメ製作会社です。まさかの学力試験の点数を競うアニメ「バカとテストと召喚獣」の大ヒットをきっかけに「ストライクブラッド」や「のんのんびより」など、確実に頭角を現してきて、近年は元請を卒業して自社でアニメを作るようになりました。

代表取締役の金子逸人さん率いるSILVER LINKのその熱意には凄まじいものがあって、今季は3作ものアニメを担当しています。(そりゃ倒れるなぁ…w)

2期_シルバーリンク (2)
▲ ブログが直せないほどの忙しさ?w

でも、今では芸能人も声優も掛け持ちは当たり前、何が当たるのか不明瞭な創作飽和の時代。その点SILVER LINKのがむしゃらな頑張りは珍しくはないと言えるのですが、3つも仕事を持ってきて、それを同時進行で実行に移せる金子さんの手腕をはじめとして、SILVER LINKの全体の活気や熱意はやはり追随を許さないものがあるでしょうね。

SILVER LINKの評価

SILVER LINKのアニメファンから見た評価は中~中の上といったところでなかなかです。(上はジブリや京アニ、IGなど。)まだ知名度が定着しきっていない感があるものの、コアなファンには必ずその名前が列挙される製作会社で、カメラワークを用いた見応えあるバトルシーンを中心に評価は着々とあがってきています。

ステラ3
その力のほどは落第騎士でも生かされ、工口、バトル、演出のアニメにおける3つの大事な要素をハイクオリティで仕上げてきました。(「落第騎士の英雄譚は一輝がコツコツ努力したように3つの見所を着々と進化させていった」)

特にそれが顕著だった10話のバトルシーンは、SILVER LINKとNexosの2社合同製作でしたけど、その熱意のほどは、アニメファンをはじめ、関係者各位にも伝わったことでしょうね。(剣術道感はさすがにちょっと伝え切れなかった感がある。)

今季のバトルアニメーションに関してはワンパンマンを作った大手マッドハウスが飛びぬけていますが、宇宙規模と学園校内戦ということもあり、規模の点できちんと差別化ができているので、安易に比較され、評価が早々に埋もれてしまうといったことはないでしょう。

2期4
▲ ワンパンマンにはどうしても欠けてしまう、鬱屈な、哲学的な演出を仕上げられたことも強み

続編に関してはSILVER LINKは意欲的な方で、「プリズマイリヤ」と「のんのんびより」で続編を製作してます。売り上げの数字がある程度出さえすれば、2期は結構ありではないかと思いますね。(*´ω`)

2期をするにあたって

2期9
落第騎士の英雄譚の最終話のまとまり具合、清々しさは、従来の1クールアニメと比べても一戦を画していました。そのために続編がしにくいという声があがっていますが、個人的にはむしろ、あそこまで綺麗にまとめたために、続編の七星剣武祭編はほとんど新章の感覚で始められるように思います。

2期_オバロ
やりやすいか、そうでないかという視点は、骸骨が主人公のオーバーロードの大ヒットや、やる気ない宇宙最強ヒーローのワンパンマン、それから来季の石膏アイドルの出現など、あまり意味が無いと思いますね。今でこそ主人公最強系はここまで流行っていますけど、そもそも主人公最強系って一昔前の感覚からしたら非常にやりづらいテイストでしたからね。主人公の成長っていう、物語の見所の定番がないので。(逆に言えば、むしろ今求められているのは複雑な性格、特殊な生い立ちからの「まじめな」カタルシスかもしれません。

2期_石膏
▲ 腐女子枠もといおそ松さん枠にしてはレベルが高すぎる「石膏ボーイズ」

そのため、個人的には作品の持つやりづらさはむしろ好機だと思います。七星剣武祭は尺的に2クールに相当していますが、やはり現状では諸々の売り上げ次第、あるいは同じくGA文庫10周年プロジェクトの一つとして製作される「最弱無敗の神装機竜」の人気度が大きく関わってくるかもしれませんね。

2期122期_バハ
▲ 細めでありながらダイナミックなメカデザイン

そう考えると、先に「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の2期がきそうではあります。

1~2話でのテンプレ具合は、3作を兼ねる多忙な製作現場でどれに力を入れるか判断を保留していた面もあると思いますから、2期は今度は全体に力を注いで新しい落第騎士の英雄譚を作ってくれるでしょうか。それは非常に見たいところです。(公式サイトのテンプレデザインも一新してほしいなぁ…。)

2期5
落第騎士の英雄譚は、以前も書きましたが、忘れていた気持ちを思い出させてくれる感動がありました。その一途に夢をかなえていく姿には、ラノベテンプレという揶揄は既に相応しくなく、スレイヤーズなどの台頭していた時代のもはやSFファンタジーの姫×騎士の王道恋愛か、あるいはもっと前まで遡り、「落第騎士」から「無冠の剣王」という現代の手法を取り入れて新しいSFファンタジーの恋愛ものとして燦然と輝いたきらいすらあります。

2期7
この作品が評価され、ここまで2期が期待されている現実は、まだまだロマンってあるんだなぁと実感する次第です。

2期8

 - 落第騎士の英雄譚

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