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不機嫌なモノノケ庵/10話感想 あの日を繰り返す理由、ありがとう我が友人よ

      2016/09/07

モノノケ1001
前回のお話はヤヒコが大変という禅子からの連絡と、一つ目のかかしがありがとうと感謝述べているシーンで終わってしまいました。ヤヒコとかかしにどんな関係があるのでしょうか?それでは、第10話「木(デク)偶」の始まりです!

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拾い食いじゃないもん、盗み食いだもん…

モノノケ1002
禅子の寺に着くと嫌悪感丸出しの禅子の父に絡まれるふたり。しかし、禅子が「お母さんに全部言うから」というと父は大人しくなる。ふたりが禅子に連れられ寺の縁側に行くと、ヤヒコは巨大化し建物に挟まり動けなくなっていた。原因を探していると「じゃがいも」を盗み食いしたと白状したヤヒコ。

原因のじゃがいもを禅子が持ってくると悪臭に混じって土から妖怪の気配が。巨大化の原因を突き止める為に3人とモジャはじゃがいもの採れた畑へ行くことに。

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父親の対応とヤヒコの件で迷惑をかけているとふたりに謝る禅子に、そんなことないよと明るく答える花繪。安倍はヤヒコが世話になっているから善処すると他人行儀の堅い返答。その言葉に冷たいとつっかかる花繪と反論する安倍は口論に。禅子の一声で喧嘩は止まり、改めて畑へ出発。その時禅子は「お父さんもふたりを好きになったらいいのに」と心の中で思う…。

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寺の檀家さんの畑の一角を借りて、禅子の母がじゃがいもを育てている畑に着くと、異様な煙が立ちこめ辺りには悪臭が充満していた。あまりの臭いに進むのをためらう安倍に、臭いを我慢できるから「頼ってもいいですよ!」と胸を張る花繪。花繪に頼りたくない安倍が躊躇しているとモジャが先陣を切ってドロドロの畑に飛び込んでしまった。慌ててモジャを救った花繪だが、モジャはヤヒコと同じように巨大化してしまう……。

モノノケ1005
モジャと禅子をその場に残して、原因となっている妖怪を突き止める為、覚悟を決めて畑に足を踏み入れるふたり。進むほど濃くなる煙と臭いに安倍は集中できずイライラしていた。それでも視界の悪い煙の中を進むと、どこからかドスンドスンと鈍い音が聞こえてくる。


禅子についてまた情報が増えました!お母さんが健在で父より立場が強いこと、ヤヒコははっきり見えているのにモジャは半透明に見えていること、後は、「お父さん<も>ふたりを好きに~」というセリフから禅子にとって安倍さんと花繪は信頼できる関係になっているのですね(´∀`*) 好きってまさか…違いますよね!?(;・∀・) さて、とんでもない状態の畑にはいったい何が待っているのでしょうか?

モノノケ庵!?妖怪攫い屋ですね!?

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音の元へ行くとかかしの姿をした妖怪が石で自分の頭を殴っていた。慌ててその行為を止める花繪に、石じゃなくてじゃがいもですと明るく答える妖怪は、ノボウと名乗る。安倍がモノノケ庵の主だと知ったノボウは、妖怪を拐かして辺境の地へ攫う攫い屋ですね!?と喜ぶ。攫うじゃなくて祓うと訂正する花繪に、見方によっちゃそうかと納得する安倍…。

モノノケ1007
モノノケ庵の力でこの場から離れられることを知ったノボウは大喜び。ある時、地面から沸いてきたドロの中を歩くと気分がどんよりとして足が抜けなくなる。そして、煙の先で走馬燈を見ると元の場所に戻ってしまう状況だと説明するノボウ。それなら、走馬燈を消そうとじゃがいもで頭をなぐっていたのだった。

モノノケ1008
万策尽きて途方に暮れていたところにふたりが現れて助かったと言うノボウ。今すぐ隠世へ祓ってくださいと安倍に伝える。しかし、安倍は祓えませんと言い切る。その言葉に悲しくなるノボウに、安倍はここでは集中できず扉を呼べないから、一旦この煙から抜けてそこで祓わせて欲しいと伝える。

モノノケ1009
ドロに足をつけていると抜け出せないというノボウの話から、ノボウがドロに着かないように担いで運ぶことにしたふたり。しかし、どんなに歩いてもモジャの居るところに辿り着けない。不安になった花繪が安倍に聞くと、モジャの気配を辿って進んでいたが完全に見失ったと答える。仕方なく、その場で扉を呼べるか試すことにした安倍。もっと違う場所に移動した方がなど騒ぐ花繪に安倍は30秒黙ることを命じた……。


ハイテンションなかかし妖怪「ノボウ」はモノノケ庵を妖怪攫い屋だと勘違いしていました(;´∀`)「あの噂の」なんて言うのでまた主を殺した系の話かと思っていたら、思わぬ方向で…しかし確かに見方によっては攫っているかも(;・∀・)

それにしても、画面のこっちまで臭ってきそうな畑です。ふたりは無事に帰って来られるのでしょうか?

俺は、あなたのせいだと思います

モノノケ1010
30秒黙ることができなかった花繪、気がつくとノボウの走馬燈の中に居た。綺麗に実った稲の番をしながら、ノボウが楽しそうに「我が友人」と呼ぶかかしと会話をする。

モノノケ1011
しかし、たばこのポイ捨てが原因で稲が燃え、必死に友人を助けようとしたノボウも暑さと恐怖に耐えられなくなり、ひとり逃げ出してしまった。

モノノケ1012
走馬燈が終わるとふたりのうしろには巨大化したノボウの姿が。ノボウは「きっと友人は私を恨んでいるのです。あの日助けずただ突っ立っていた私を許さないと、ここから逃げるなんて許さないと縛っているのです…」そう言って黒い涙をぽろぽろと流す。花繪はそんなノボウに、ノボウのせいじゃないと声を掛けるが、安倍は、俺はあなたのせいだと思いますと告げ、だからあなたを祓えないと……。

モノノケ1013
酷いと詰め寄る花繪に、自分がノボウの立場だったらどうする?と尋ねる安倍。自分で自分を戒め、気づかないうちに抜け出せない状況をノボウ自身が作っていると気づいた安倍は、ノボウに自力でここを抜け出すように、ここを離れる覚悟をするように告げる。自力で出られなかったら?というノボウに「待ちますよ」と声が揃ってしまったふたり。いくらでも待ちます。そう言ってふたりはモジャの元へ。

大切な我が友人へ…

モノノケ1014
安倍と花繪の言葉に覚悟を決めたノボウは、燃え残ったかかしの足に別れを告げその場を離れる。そして、くじけそうになると待つと言ってくれたふたりの為に先に進まなければならないと自分に言い聞かせドロの中を必死に進む。

モノノケ1015
そして、最後の走馬燈の時。ノボウはずっと言えなかった友人への言葉を伝える。もう少し私が耐えて居れば、もう少し炎に早く気づけば、私はあなたを助けられたかもしれない…。「すまない友人よ、助けられずすまない…」

モノノケ1016
大粒の綺麗な涙を流しながらノボウは言葉を続ける。それでも、あの日逃げたから彼らに出会えた、あの日逃げたことを初めて良かったと思ってしまった。こんな私があなたを友人と呼ぶのはおこがましいかもしれない。それでも、あなたと過ごした日々はとても楽しかった。こんな幸せ他にはない。友人になってくれてありがとう、本当にありがとう……。

モノノケ1017
ノボウが顔を上げると炎が消え穏やかな畑の風景が戻る。まっすぐかかしを見つめ、さようならと別れを告げたノボウは、かかしその先へと進む…。


ノボウの苦しみも、かかしの切なさも、心が苦しくて、涙が止まらなくなりました。ノボウだけじゃなく友人のかかしもようやく救われたような気がします。本当に大切な友人が苦しんでいる姿を見るのは辛かっただろうから…。良かった、本当に良かったです…。

待っていてくれて、ありがとう

モノノケ1018
ノボウを待つみんな、禅子を心配する花繪に、お父さんに怒られてもノボウさんを待ちたいと残ることを希望する禅子。その時、神経を集中させていた安倍が何かに気づいて顔を上げる。

モノノケ1019
煙の中から、段々とノボウの姿が見えてくる。花繪の目の前で転んでしまったノボウを花繪が抱き上げるとそのまま花繪に抱きついて涙を流すノボウ。俺たちを信じて来てくれてありがとうと、涙を流す花繪。待っていてくれてありがとうとノボウも答える。その時、煙が消え元の畑の姿に戻る。

モノノケ1020
安倍に向け改めて隠世へ祓って欲しいと伝えるノボウ。友人のことを忘れない、全て抱えて隠世へ…。安倍が呼び出した扉から洞窟に入り、ノボウがみんなを振り返るとそこには友人の姿が…。そして、もう一度振り返ると扉の向こうで花繪たちが笑顔で見送っている。「見送りありがとう、ありがとう」振り返らずに進むノボウ。「ありがとう我が友人よ」……。


ノボウを信じて待った花繪達と、花繪達を信じて進んだノボウ。信頼し合う気持ちに妖怪も人間も関係無かったですね。今までのお話はどうしてもモヤっとした気持ちが残ることがありましたが、今回は心から涙を流してすっきりした気持ちになれました。

タイトルの木偶とかかしのノボウ、きっと「木偶の坊」から来ているのでしょうが、ノボウは木偶の坊なんかじゃ無かったです。ちゃんと前を向いてやるべき事をやり遂げました。本当はもう少し色んなところを掘り下げたかったのですが、泣き虫な私の心が定まらず…すいません。ここまでシンプルに泣いたアニメは久しぶりです。心のリフレッシュをありがとうございます!(*´∀`*)

次回は、あしか?のような妖怪の登場です!どんなお話になるのかな?また来週です( ・∀・)ノ

(saku)

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