坂本ですが？／8話感想　恐るべき強敵現る!?　謎の３年深瀬先輩の登場で文化祭は一躍波乱の舞台へ！

文化祭に迫る大いなる闇!? 底知れない敵、現る！

文化祭開催の迫る県立学文高校。不良グループも密かにわたあめ屋の準備に大忙し。


しかしそこに現れたのは不良のカリスマ8823先輩(声：遊佐浩二)すら恐れる深瀬先輩(深瀬(声：岩田光央)でした。


『ダブっている』『三十路半ば』『バツ２』など様々な噂が飛び交う実年齢も正体も全く掴めない謎の怪人物・深瀬先輩。普段は学校に来ておらず、時たまフラリと現れては暇つぶしに学校の人気者の居場所を根こそぎ奪う『ゲーム』を楽しむというド腐れ外道なのです。


一方その頃、危機の到来を全く知るところのない坂本はいつもの通り日常を満喫中。

坂本達１年２組の出し物は風船を利用した『未知との遭遇』がテーマです。ＵＭＡ(未確認生物)やＵＦＯ(未確認飛行物体)といったＸファイル関係の展示を作っています。一体どこの小学生でしょうか(笑)


やる気のないクラス(特に男子)を必死でまとめ、盛り上げようとするのは坂本盗撮が趣味の委員長(声：中原麻衣)。全力120%で取り組む坂本は彼女を陰からバックアップするなど、いつものさり気ないフォローは健在です。


坂本を中心に盛り上がる女子が気に入らないのか、茶髪頭の森田くん(声：前野智昭)と坊主頭の安田くん(声：鈴木達央)はクラスを飛び出してしまいます。


そして校舎隅でグダグダといじける仮称スットコドッコイズ。そんな彼らに深瀬先輩の魔の手が忍び寄ります……

まさかの坂本絶体絶命!? 深瀬先輩の神謀鬼策が坂本を窮地に追い込む！

文化祭当日の朝、２組の展示物の風船が割られる非常事態が発生します。


しかも学校の壁には犯人を示す手書きの指名手配書が(大量に)貼られているではありませんか！

賞金が懸けられていることもあって文化祭のイベントと勘違いした(深瀬先輩に扇動された)一部の生徒が坂本を追い始めます。まさに恐るべき手練手管です。


一方展示物を破壊された２組でも対応が話し合われます。ただ残された風船の量と限られた時間では到底満足の行く展示は行えません。当然不審の目はクラス展示に非協力的だったスットコドッコイズに向かいます。


そこに現れるスットコドッコイズ。なんと彼らは風船とヘリウムガスの追加を自主的に買い出しして来たのです。


クラス一丸となって準備再開する２組。しかもなぜかスットコドッコイズもかなりやる気がある模様。随分と積極的です。


一方その頃坂本はようやく8823先輩より事件の裏事情を聞き出すことが出来ました。8823先輩も深瀬先輩のやり方は気に食わない様子。その漢っぷりは相変わらずカッコいいですね。


8823先輩の警告を受けて２組に戻る坂本ですが、時既に遅し。スットコドッコイズによって逆に濡れ衣を被されてしまいます。全ては深瀬先輩の仕組んだ罠。坂本の居場所を奪うための策だったのです。


一度はクラス中から誤解を受ける坂本ですがそこはそれ、いつものスタイリッシュなやり口で坂本はスットコドッコイズの悪事を華麗に暴くことに成功します。

最初から全く何の心配もしていない(むしろ冷たいくらい冷静過ぎる)久保田くん(声：石田彰)がさすがです(笑)


自ら悪業を完ゲロするスットコドッコイズ。反省した彼らを坂本は赦します。器のでかさは相変わらずです。しかし残った材料ではまともな展示が困難なことには変わりありません。


そこでまさかの不良グループ(わたあめ屋)の登場です。まさかこれが伏線だったとは……


全身をわたあめで覆った謎のＵＭＡ『わたあめイエティ』が宣伝とばかりに校内を走り回ります。


すれ違う坂本と深瀬先輩。まさに最大の強敵、ラスボス登場といった趣のある坂本大ピンチの回でした。しかし結局最終的な決着はつかないまま。

深瀬先輩との因縁は恐らく終盤の盛り上げに再び使われるのでしょう。

黒沼さんのビックフットへの愛が止まらない

今回は文化祭における坂本の危機がメインの話でしたが文化祭の日常の中で黒沼さん(声：堀江由衣)の素(雪男好き属性)が露わになるという良く分からないプッシュの回でした(笑)


とにかくイエティに反応する黒沼さん。いつもの黒さは少しも出ない純真なまでのイエティ愛が溢れていて、まるで萌えキャラのように可愛いです(笑)


そういや八木さん(声：生天目仁美)は瀬良(声：森久保祥太郎)に対して全然普通に接してましたね。まぁツンデレ属性なので衆目のある場所ではツンしてる可能性もありますが(笑)


このまま深瀬先輩との決着編に入るのかと思いきや、次回はまさかの久保田母メイン回(笑)

終盤のクライマックスは恐らく深瀬先輩への反撃が描かれるでしょうから、今回の鬱憤はその時まで取って置くことにしましょう。楽しみにしてます。

（ごとうあさゆき）

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