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アルスラーン戦記/遂にクローズアップされたキシュワードの人間像 同程度の武勇を誇るダリューンとの違い

      2015/08/16

キシュワード1
13話にて、ルシタニア兵からの執拗な追撃を払いのけ、ようやくたどり着いたアルスラーン一行。

とはいえ、ペシャワール城砦の要人たちは、アルスラーンの挙兵の申請に首を縦に振りません。あまつさえ、バフマンは今年のうちに挙兵をしないとまで言い放ちます。

なかなか悠長な話なのですが、それを言ったバフマンは、ヴァフリーズより託された「ある秘密」に一人で懊悩している最中であり、そのために決断の先送りを強いられているのでした。

キシュワード_ペシャワール
それを除いても、ペシャワール城砦の要人たちには異様な雰囲気があります。建前も含まれているとは言え、王子ではなく王や国に従う姿勢を見せ、万騎長最年長であるバフマンの発言を中心に動く彼らは模範的な将たちであり、さしずめ堅牢強固な城砦そのもの。

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キシュワードもまた、そんなペシャワール守護者の一人で

キシュワード_ペシャワール1
安易に首を縦に振りませんし、黙っていました。

キシュワード_ペシャワール2
ペシャワールの要人が座り、アルスラーン以外は立っているという分かりやすい構造の中、目を反らし、浮かない顔で口を慎んでいるキシュワードの対なる存在として印象的なのが、2話でもアンドラゴラスに対してそうでしたが、率直に意見を言うダリューンの存在。

キシュワードが「組織」も重視する人物であることが分かりますが、いざとなったらアルスラーンのため、組織を捨てられるダリューンは護衛向きなのであり、立場を考え、時には発言を控えられるキシュワードは兵を束ねる要人向きなのでした。

キシュワード4
「殿下から食事を頂戴するなど、この果報者め」

とは言え、これはアルスラーン一行と同じく前回のキシュワード記事(ネタバレ)でも書きましたが、助けに入る時や、アルスラーンの成長を喜ぶ様子や、アズライールを介しての楽しげな触れ合いなど、アルスラーンに対して誰よりも好意を持っている人間くさい人物であるのは確かで、キシュワードは会談を出ると即座に吐露するのでした。会談時には言わなかったヴァフリーズの手紙に関して。

「双刀将軍の名において、城を侵す者はこの手で討ち果たす!」

キシュワード3
個人的に楽しみにしていた戦闘シーンですが、作画と場所がちょっといまいちでした。残念。台詞などはとてもかっこよかったんですけどね。(笑)
次回ではいい戦闘シーンが見れること期待です!

 - アルスラーン戦記

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