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不機嫌なモノノケ庵/13話感想(終)ついに迎えた最終回!!花繪とモジャは再会できるのか!?

   

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あと2話くらいあると思っていたのですが、予想が外れ今回が最終回となってしまいました…。既に寂しさと悲しさで涙腺に来ておりますが、最後までしっかり見届けたいと思います。それでは、第13話(最終回)、「團圓(ダンエン)」の始まりです(;Д;)

12話感想

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急に忘れるなんて、できるはずない…

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ヤヒコとともに翁様のお社を訪れた安倍は、隠世でトモリと話したことを翁様に報告する。花繪を心配する翁様だったが、安倍の心当たりがあるという発言と社のまわりの気配を感じて、心配はいらないようだなと呟く。そして、安倍はお菓子と引き替えにヤヒコに引き続き仕事を手伝って欲しいと依頼する。

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一方、長く欠席している安倍が心配で仕方が無い花繪は、気丈に振る舞いながら普通の生活を送っていた。そして、帰宅中に廊下で禅子と会った花繪は、禅子からヤヒコが安倍の仕事を手伝っていると聞かされる。モジャとヤヒコが仲良くやっているか心配だと話す花繪だが、その花繪の肩には…。

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諦めよう、忘れようと心に言い聞かせながらも、妖怪達との思い出の場所を巡ってしまう花繪。ギギギの親分に出会った教室、マンジロウと指輪を探した小川、ノボウと出会った畑…。忘れたくても、簡単に忘れることができず、安倍とヤヒコ、妖怪達のことばかり考えてしまう花繪は…。


モジャに気づけない花繪も、花繪に気づいて貰えないモジャも、切なくて見ているのが辛いです…。花繪の気持ちになって、ギギギの親分やマンジロウ、ノボウのことを思い返してしまいました。もう会えないなんて…。安倍さんの心当たりで花繪は本当に元に戻るのでしょうかヽ(;´Д`)ノ

この感じは敵意でも怯えでもなく…

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禅子から「ヤヒコが行った山の社」の話を聞いていた花繪は、安倍とヤヒコに会う為にひとり社を訪れる。しかし、お社への道中で不審な気配や奇怪現象に襲われる花繪。辿り着いたお社では、以前翁様が持っていたふきの葉に出会う。ふわふわと動くふきの葉に誘われるまま社の中へ入っていくと社の壁にモノノケ庵の紋章を見つけた花繪。その紋章に触れようとすると突然お社の扉が閉まり、真っ暗な中に閉じ込められる。

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浮遊する頭蓋骨に追い詰められながらも必死に考えを巡らせる花繪。しかし、妖怪が見えない花繪は姿も言葉もわからず何が起きているのか理解ができない。そのうちに、不気味な気配が増えていき、周りを取り囲まれてしまった。膝を抱えて怯える花繪は、モノノケ庵でバイトをするうちに妖怪に対する恐怖や警戒心を忘れてしまっていたことに気づく。

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最初は理解できない状況に怯えることしかできなかった花繪だが、安倍とヤヒコを探しに来たのに怯えて何もできない自分の不甲斐なさを感じ、自分に気合いを入れる。冷静になって辺りに集中すると、その存在が自分に向けて放つ気配は敵意も怯えもなく、むしろ温かくて優しいものだと気づく。更に何が起きているのかわからなくなってしまった花繪。その時、ドンと背中に何かが当るのを感じ振り向くとそこには、花繪の服を掴む真っ白い手が…。


突然のホラーテイストな状況に花繪と一緒にビクビクしてしまいました。今までの妖怪達との出会いからどうやら私も妖怪は可愛い友達と認識が変わってしまっていたようです。花繪を襲う怪奇現象には少し思い当たるところもあるので、もう少し様子を見守ってみます。それにしても、白い手がめちゃくちゃ怖かったんですが!!((((;゚Д゚))))

あなた方との友情は永遠です!!

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恐怖のあまり気を失った花繪。そして、花繪を取り囲むのはモノノケ庵で出会った妖怪達だった。モジャが妖怪達を代表して花繪を起こすことに、モジャにつつかれて一度目を覚ました花繪はモジャを抱きしめて再び眠りに…。

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二度寝しようとする花繪を蹴って起こした安倍。ようやく目覚めた花繪は今まで出会った妖怪が周りにいることに気づき、最後にモジャを抱きしめて妖怪が見えるようになったと実感する。安倍の依頼でみんなが花繪の為に集まってくれたと知った花繪。

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頭蓋骨を持って登場したヤヒコに、脅かしたのがヤヒコだったと気づいた花繪。僕のおかげで花繪が見えるようになったというヤヒコの言葉に、どうして視力が戻ったのか安倍に理由を尋ねる花繪。

安倍は、花繪が最初に妖怪が見えるようになったきっかけはモジャにあると考え、花繪の中で眠っていた素質「妖怪に対して異様に思い入れする体質」を「モジャの想い」が引き出した。それと同じことをすれば戻るのではないかと思い、花繪に強い想いがある妖怪に集まって貰い花繪の視力が戻るように念じて貰ったと教える。

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花繪の為に集まってくれた妖怪達にお礼を伝えながら笑顔で見送る花繪。それぞれが花繪への想いを伝え、また再会できることを願い隠世へ帰って行った…。


花繪をビビらせて妖怪への恐怖を再現したのかと思っていたら、真逆のような理由でした。妖怪に想われて妖怪が見えるようになるなんて、本当に特異な体質ですが、ここまでのお話を考えるととても『花繪らしい』と笑顔になってしまいます。

花繪が妖怪達のことを心から想って接してきたから、妖怪達も花繪に対して強い想いが生まれたのですね。人間と妖怪の間でも友情は存在するんだと温かい気持ちになりました(´∀`*)

引き続き、精一杯努めさせて頂きます!!

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妖怪達を見送った後、視力が進化して妖怪だけじゃなく幽霊まで見えるようになったと安倍に伝える花繪。幽霊とは、自分の服を掴んだ白い手のことを言っていた。それを聞いた安倍は、あの手は自分の手だと伝える。翁様に呼ばれてモノノケ庵の躙り口から出ようとしたら丁度そこに花繪の服があったから掴んだ、妖怪が見えない花繪には手首だけが見えたんだろうと…。

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ヤヒコが花繪に「安倍が花繪の為にしたこと」を話そうとすると、ヤヒコの口を塞ぎ隠そうとする安倍。そんなふたりを見た翁様が花繪にこっそり今までのことを教える。自分のために安倍が頑張ってくれたことを知った花繪は笑顔でお礼を言うとともに、今までの態度を謝る。上履きが当ったのは僕だとヤヒコが代償のお団子をねだると、それは俺が用意すると安倍が言い…。

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花繪に正面から向かう安倍は「先日は不躾な物言いを致しました。改めてモノノケ庵の奉公人としてご尽力頂けますか? 芦屋殿」と頭を下げる。その姿に、俺なんかに頭を下げないでとパニックになる花繪。「で?」と安倍に促された花繪は…。

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「はい! 引き続き、精一杯努めさせて頂きます!!」と土下座で返す花繪。土下座で応えた花繪にため息をつき、心の中で「お前の精一杯は怖ぇな」と思いながらも、優しい笑顔になる安倍。その視線の先には心からの笑顔でじゃれ合う花繪とモジャの姿…。


あの手は安倍さんだったんですね、幽霊じゃなくて良かった(;´∀`) 安倍さんが頭を下げた上に敬語で話す姿には驚きましたが、花繪とモノノケ庵をやると覚悟を決めたようでとても格好良かったです。それに土下座で応えるのも花繪らしいですね(*´∀`*) これで、すべてが丸く収まってまさに、團圓(だんえん)なラストですヽ(*´∀`)ノ

私たちは、人間と一生は寄り添えない

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妖怪が見えない間もずっとモジャと一緒に居たことを知った花繪。気づけなかったことをモジャに謝ると、モノノケ庵が吹き出しをつけてモジャの気持ちを代弁する。モノノケ庵の通訳機能に驚く花繪だが、モノノケ庵は当てずっぽうに言って、モジャの気持ちを言い当てていたのだった。そして、花繪はモジャを連れてボール遊びへ…。

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ひとりモノノケ庵に残った安倍は、風鈴を鳴らして、昔は触りたくても届かなくてあおいに抱きかかえて貰ったと過去を振り返る。人間は生きる時間が短いし妖怪と一緒に居られる条件は不安定だから、主の自分も花繪も人間であることが不安か?とモノノケ庵に尋ねる安倍。

妖怪は人間と一生は寄り添えないと答えたモノノケ庵は、それを不安に思っているのはイツキで、花繪がそのことに気づくのがイツキにとっての不安なのだと指摘する。そして、自分は主に従うまで、それに…「今は、ハナエが戻ってきてくれて、ちょ~ハッピ~~」と言うモノノケ庵。

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ふと、安倍は「モジャの想いがきっかけで花繪が見えるようになったなら、今回もモジャの想いで見えるようにならなかったのは何故か」と疑問をモノノケ庵にぶつける。するとモノノケ庵は、「あのコはただ待ってたのよ、きっと。ハナエは絶対に自分を見捨てないって」と答える…。

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屋上で、モジャと一緒に思い切りボール遊びを楽しむ花繪。モジャとじゃれていると、どこからか「ありがとう」と声が聞こえる。辺りに誰も居ないと確認した花繪は、そっとモジャに笑顔を向ける…。


モジャの想いで花繪が見えるようにならなかった理由は私も疑問に思っていました。…モジャは花繪を信じて待っていたんですね。絶対に大丈夫だと信じていたから「見えるようになって!!」という想いを花繪に強く向けて居なかったのなら…。あんなに近くでただ信じて待っているなんて辛かっただろうに…(つд;)

今回は笑顔で終われるかなと思っていたのに、最後の『ありがとう』で決壊しました(;Д;) 本当に良かった。モジャと花繪が出会えて本当に良かったです(´Д⊂

感想まとめ

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妖怪と人間が一緒に居ることの難しさは安倍さんとモノノケ庵の話でわかりました。それでも、今までのモノノケ庵での出会いから、妖怪と人間は通じ合うことはできるし、信頼関係や友情を築くことができると知っています。だから安倍さんと花繪には、できるだけ妖怪と寄り添って生きて欲しいなと素直に思います!

安倍さんや花繪にどんな過去があり、これからどんな試練が待っているのか今回のアニメでは全部を知ることはできませんでしたが、今はこの終わり方で満足です!

「不機嫌なモノノケ庵」を通して、いつの間にか可愛くて面白い妖怪が大好きになっていました。お別れはとても寂しくて悲しいですが、いつか2期でお会いできることを信じて、今は笑顔でバイバイですね( `・∀・´)ノ それでは、長い間お読み頂きありがとうございました!

(saku)

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