クロムクロ/13話感想 雪姫と激似のエフィドルグが文化祭に乱入!剣之介の運命やいかに
2016/07/11

2学期の始まり、それは波乱の幕開け――文化祭の準備が進む立山国際高校に迫るエフィドルグの刺客。過去と未来への想いが交錯するクロムクロ第十三話『祭囃子に呼ばれて』のレビューです。
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2016/07/11

2学期の始まり、それは波乱の幕開け――文化祭の準備が進む立山国際高校に迫るエフィドルグの刺客。過去と未来への想いが交錯するクロムクロ第十三話『祭囃子に呼ばれて』のレビューです。
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アバン早々エフィドルグのグロングル、通称『スパイダー』との激闘から開幕!

4話に登場したショッピングモールのある立山市街を舞台に激戦が繰り広げられます。

ミラーサ「この、グロングルもどきが!」
ガウスを見下すミラーサですが、見事に連携の取れた3機のコンビネーションの前に次第に追い込まれて行きます。
ガウスの性能はエフィドルグ製のグロングルと比べ圧倒的に劣るものの、実戦経験を経てパイロットの練度も向上し、戦術と連携で彼我の戦力差が大きく埋められた感が伺えます。

洋海「貫通力を30%上げたデトネーターの威力に期待しましょう」
もちろん決定打となる一撃はクロムクロ任せの面が未だ強いですが、その辺りは今後の黒部研技術陣の研究開発に期待するところです。
ところでヒートスピアは分かるんですけど、デトネーターとはやはりスピア先端の爆発部分のことなんでしょうか?

追い込まれ大ダメージを受けるスパイダーは閃光弾を利用して脱出します。

女性幹部2名が勝手に出撃したため取り残された男性陣の皆さん。鬼の居ない間とばかりに好き勝手に愚痴り合います。この辺りメンタルは地球人と全く一緒ですね。気持ちはよく分かります(笑)

レフィル「下に降りれば孤立無援は2人共先刻承知。ならばその覚悟しかと見届けるまで」
辛い管理職の隊長殿もご立腹。しかしこんなことを言っている様ではやはり(富山など)防衛体勢がそれなりに整った場所へのトラクタービームの使用を禁じていることが伺えます。やはりトラクタービーム内を通して飽和攻撃を母艦に叩き込まれたら防ぐ手段が無いことを懸念しているのでしょうか。
というかヌエットさん、勝手に地上に降り立っていたんですね。なんだかこちらも結構出鱈目な規律の組織です(笑)

一方その頃スパイダーを撃退した剣之介達は普段通りの日常を過ごしていました。学校では2学期が始まり、文化祭の準備が始まります。

出し物もすったもんだの末決定。まぁ「教えてエフィドルグ」と言われても実際困ります。大体現場の人間は全体のことは何も知らされないことの方が多いのが当たり前ですしね。
元々黒部研は成り立ち上、アーティファクト関連の情報を全世界にオープンにしていますし(少なくとも設定上は)、剣之介画伯による鬼イラストも全世界レベルで晒されています。

様は政府や報道官、マスコミからではなく直接本人達の口から話を聞きたい、というだけの話なんでしょうね。実際剣之介や由希奈、黒部研の上層部含め(視聴者もですが)知らないこと分からないことだらけなのですから。
あるいはもしかするとエフィドルグの面々ですら知らないことだらけなのしれませんが……

いよいよ文化祭当日。まりな先生&美夏発案のコスプレday導入により立山国際高校はコスプレファッションで大賑わい。ちなみに美夏は『凪のあすから』のコスです。



由希奈「やだ!洗濯するの私なんだからちゃんと拭いて!」
文化祭のハレの空気を心から楽しむ剣之介と由希奈。完全にバカップル…というか、もはや夫婦な会話です。

いよいよ文化祭の目玉、ステージイベントの開幕です。満席の会場に登壇する剣之介・由希奈・ソフィーら3人。

そこに乱入して来たのは謎の鎧姿の美少女。その姿を見て剣之介は愕然とします。それもそのはず、その表情はまさに雪姫様と同じだったのです!?

一瞬の躊躇が隙を生み、ヌエッタの剣が剣之介を刺し貫きます。全世界の眼前で行われた凶行――果たして剣之介の運命やいかに!?

今回単独でしかも無断で飛び出してきた向こう見ずな鉄砲玉ヌエッタさん。その正体がついに明かされたことでいよいよエフィドルグの正体に迫る展開になりそうです。

しかしいくら田舎の富山とはいえ、こんな頭から布を被っただけの『不審者です』な姿で堂々と歩き回られていたら逆に目立って警官に職務質問されちゃいそうですが。(帯刀してるし)それとも以外と戦闘の被害で家を失った難民が多いのでしょうかね。
実はもしかして周囲が引いて生暖かく見守っていたのを本人は「フフフ、完璧だ。地球人にはバレてない」と思っていただけかもしれませんけど(笑)重要情報をラーメン屋を覗き見して入手するなど、なかなか高度なスニーキングを活用していましたしね。

受付「コスプレ来場者の方ですか?」
ヌエッタ「お、おう」
たまたま文化祭のコスプレdayだったから良かったものの、もしこれ平日だったらヌエッタさんどうするつもりだったんですかね?(ターゲットは剣之介or由希奈だったのは間違いありません)
やはり高校か黒部研に直接潜入してストーカーしたんでしょうか。どうせなら制服を手に入れ、何喰わぬ顔で学校に潜入し教室の空席に座っているヌエッタさん(由希奈がドッペルってる状態)の姿も見たかったですね(笑)

次回は恐らく逃走することになるんでしょうけど、なんとなく今回のあまり何も考えてない行動っぶりから察するに、脱出する際に入り口のハリボテクロムクロに乗り込もうとして、「こ、これは偽物!? おのれ、罠だったか!」とか言いそうな気もするので心配です。姫の顔した人物が、実はポンコツだったりすると剣之介が2重の意味でショック受けそうですし。
どちらにせよ大気圏降下に使ったポッドは黒部研に回収されたので帰るにはミラーサと合流するしか手がなさそうですが。

さてヌエッタの姿が雪姫=由希奈と酷似していることが発覚、いよいよエフィドルグの正体、引いては物語の核心に迫りそうです。
450年前も今回も地球人を攫っている理由、攫った人間を洗脳して利用しているのか、それともエフィドルグ自体が精神寄生体で実は肉体(器)と精神(中身)は別者とか。そうなると雪姫の場合、「① 本人」「② クロムクロを授けた雪姫(先遣隊の裏切り者?)」「③ 現在の雪姫は全て別」という可能性もあります。
今回で第1クール(前半)が終了、次回からはOPとEDが一新し怒濤の後半戦が始まりそうです。傷付いた剣之介、迫るスパイダーとの再戦、過去と現在が交錯し未来を斬り開く――どのような展開が待ち受けているのか楽しみです。
(ごとうあさゆき)
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