アルスラーン戦記/イリーナ ヒルメスの帰る女性【ネタバレ】
2016/04/18

「ダリューン……教えてやろう……! 貴様の叔父バフリーズをやったのは、この俺だ!!」
歓喜をあらわにするヒルメス。まもなく憤怒にわなないたダリューンの剣が仮面を割り、ヒルメスの素顔を晒しましたが、ヒルメスも逆上。

ナルサスも加わった戦闘シーンは圧巻で、2対1にも関わらずヒルメスの剣技は遅れをとることはなく。ダリューンにして、「お前(ナルサス)が来なければ危ないところだった」と言わしめるほど。
主にアニメの最新情報をお届けします。

2016/04/18

「ダリューン……教えてやろう……! 貴様の叔父バフリーズをやったのは、この俺だ!!」
歓喜をあらわにするヒルメス。まもなく憤怒にわなないたダリューンの剣が仮面を割り、ヒルメスの素顔を晒しましたが、ヒルメスも逆上。

ナルサスも加わった戦闘シーンは圧巻で、2対1にも関わらずヒルメスの剣技は遅れをとることはなく。ダリューンにして、「お前(ナルサス)が来なければ危ないところだった」と言わしめるほど。
sponsored link
アニメだったか、漫画だったか、なんの物語だったか忘れてしまいましたが、「復讐は絶望した人間に生きる希望を与えるのだ」という台詞を聞いたことがあります。
絶望した人間は生きる気力がわきません。それがまだ心の純粋な10歳前後だったりすると、簡単に廃人のようになってしまう。
その台詞を言った人物は、その子供に自分に対して恨みを抱かせ、過剰なまでに煽り、国外へと去りました。
まもなく、その絶望した子には相手に復讐するエネルギー、もとい「活力」が吹き込まれ、廃人化することもなく。相手を打ち負かすためにはどうすればいいかという考えが生まれ、長い間の生きる指針になりました。
その人物の歪んだ愛情を肯定するには、かなりその人物の側に立っているか、その人物の性格を知っていないとほとんど不可能なのですが、この台詞が今でも心に残っているのは、復讐に燃える子供の未来がおそろしく頭がよく、おそろしく弁が立つなど、かなり優秀な人間になっていたことも影響しているのかなって思います。(イカサマで荒稼ぎなどもしていたのですが)
けれど無事復讐を果たし、台詞の人物の真実(確か「本当はとてもお前を愛していた」とかだった気がします)を知る頃には恋人もできていて。
かつての復讐に燃えていた子供は、また無気力に戻ったり、荒んだりすることもなく、今後は恋人との円満な生活の維持にシフトチェンジして、優しいお父さんになっているという話でした。
この結果だけを見れば、確かに「復讐は生きる希望だった」と言えるのですね。

ヒルメスもまたアンドラゴラスへの復讐を生きる糧にしました。それはヒルメスの思い込みだったのですが、復讐への一途な心は、冷酷さも育てましたがヒルメスの身も心も鍛錬させて、類稀な剣士・参謀にします。

そして告げられる真実。アルスラーンに敗れ、復讐の剣が折れたヒルメスが拠り所にしたのは道中で再会したイリーナという恋人でした。
まだ原作のみの登場ですが、イリーナ姫はマルヤムの内親王で、かつての火事で逃げ延びたあと、マルヤムに滞在していた幼いヒルメスと互いに好意を持っていた仲。白い肌、黄銅色の髪をしている美しい女性ですが、視力を失っています。ヒルメスはイリーナと再会したあと、3年間幸福な日々を過ごしました。
よくある物語なら、ここでヒルメスはイリーナと幸せに生きて世捨て人になったりするのですが、イリーナは妊娠中のヒルメスの子とともに病死してしまいます。
ヒルメスは妻の死後、正統な王位を掲げてパルスへ再び進行するのですが、その剣技といえば、ダリューンにはもう届かず。
皮肉屋になっているその姿が痛々しいのは、ヒルメスはもう、復讐とイリーナという本来の「生きる希望」がない、かといって絶望するには賢すぎる、悲しい存在からなのかもしれません。

愚王イノケンティス七世の後ろに苦虫を噛み潰した顔で立つ、弟のギスカール。ですが、 …
【6/8 追記】 バフリーズ、ダリューン、そしてキシュワード。(と、アズライール …
アルスラーン一行において、なくてはならない知であるナルサス。 ラジェンドラ軍との …
第2期に突入して、その作品の深みにますます期待されるアルスラーン戦記。 既に新O …
カーラーンが戦死するとまもなくヒルメスの元にやってきた息子のザンデ。声優はFF1 …
1話では凱旋の際、その凛とした姿を民衆からかっこいいと言われ、 2話では初陣のア …
「恐縮です、殿下。そろそろ帰参の時期かと思い、かくは出しゃばって参りました」 ナ …
9話ではアルスラーン一行にギーヴとファランギースが加わり、ようやくアルスラーン戦 …
万騎長シャプールと犬猿の仲で知られる、隻眼で酒飲みな万騎長クバード。 2話にてシ …
王都エクバターナが占領され、ルシタニアに捕らえられたタハミーネ王妃。 突きつけら …