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鉄血のオルフェンズ/42話感想 さぁケジメの時間だ。ジャスレイよ念仏は唱えたか?墓前に捧げる華の準備は?

      2017/02/20


無惨な死を遂げたラフタ――その一件を切っ掛けに怒りを爆発させる鉄華団の面々。オルガもまた鉄華団と遺された名瀬の兄貴の大切な家族を守るべくテイワズと袂を分かつ覚悟を固めます。

怒りの炎が宇宙を焦がす機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第四十二話『落とし前』のレビューです。

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燃える怒りの鉄華団


開幕早々既に劣勢のジャスレイ軍。圧倒的な資金力に物を言わせて傭兵を掻き集めたものの、凄腕精鋭集団鉄華団の前に敗色濃厚、為す術がありません。


MAハシュマルを狩り、分捕った戦利品をパーツとして再利用。装備と装甲を大幅に強化した新生悪魔――文字通り生まれ変わったバルバトスルプスレクスの初陣です。

まさに『獣の王』の異名通り、圧倒的な戦闘力と機動性でジャスレイ軍を蹂躙して往きます。


フラウロス、グシオン、ランドマンロディ、獅電、そしてラフタの形見分けである辟邪――寡兵ながらも圧倒的な戦闘力と優れた連携でジャスレイ軍を徹底的に追い詰めます。


対するジャスレイ側は百里百錬、ランドマンロディと旧世代機が主力。獅電ですらない傭兵の寄せ集め――烏合の衆ということは、ジャスレイ一派は元々武闘派ではなかったということでしょうね。


チンピラA「やばいぜ叔父貴…奴ら皆殺しにする気だ…」
チンピラB「命あっての物種だ。ここは詫びを入れてでも…」
ジャスレイ「たわけたことぬかすんじゃねぇ!ガキに頭なんざ下げ…」

5割以上の損耗を出し、もはや戦線は完全に崩壊。頼みのイオク・クジャン――ギャラルホルン艦隊は一向に姿を現しません。

仕方なくマクマードにとりなしてもらおうと連絡を取るのですが……


マクマード「おいおい。仕向けたのはてめぇだろ? 分かってんだぜ。鉄華団をやったあとは俺も用済み。全部の責任をおっかぶせてギャラルホルンに俺を売るつもりだってことはな」
ジャスレイ「《な…なんのことだかさっぱりだぜおやじ…》」
マクマード「ああ、それとな。クジャン家の御曹子は来ねぇぞ」

既にマクマードはラスタルとの裏取引を完了していました。

情報がマクマード側に漏れたのはマクギリスのルートでしょうか。それともラスタル側から直に接触を?ともあれイオクお坊ちゃんは助けには来てくれません。まさに味方を潰すことに関しては超天才、無邪気な悪意の塊。まさに死神です(笑)


オルガ「《よう。調子はどうだ?ジャスレイ》」
ジャスレイ「くっ!ガ…いやオルガ・イツカ。お前らの力はよ~く分かった。でどうよ?ここらで手打ちといかねぇか?」

『ガキ』に頭を下げるのは嫌だと喚いていたジャスレイですが、しかし現実に目の前に死が迫っては他に選択はありません。ジャスレイは手打ちにするようオルガに話を持ちかけますが……

「復讐するは我にあり」悪魔これに報いん


オルガ「俺はお前が不様に命乞いする姿を見たかっただけだ。まあ…これっぽっちも面白くなかったが」

無慈悲で感情が全くこもっていないオルガの台詞。そしてバルバトスが遂に『黄金のジャスレイ号』まで辿り着きます。


三日月「どうすればいい?オルガ」


オルガ「…潰せ」

オルガの一言でバルバトスのメイスが容赦なく黄金のジャスレイ号の艦橋を叩き潰します――


昭弘「昌弘…アストン…ラフタ…すまない。生まれ変わってまた出会ったら、その時に…詫びさせてくれ」

戦いのさなか祈りにも似た昭弘の独白。仇討ちが終わっても残ったのはやり場のない怒りと悲しみのみ、そしてただ虚無な感情だけ……後ろ楯を失った少年兵達は自らの意思で新たな戦場を目指すのでした。

反セブンスターズ。革命派立つ!


革命派「我々はついに立ち上がった。革命の時が来たのだ同志達よ!」

そしていよいよ時局は最終局面に向けて動き始めます。鉄華団とジャスレイの抗争と前後して地球ではセブンスターズの支配体制に反旗を翻すギャラルホルンの若手改革一派が遂に決起。

ラスタルやイオクのこれまでの暗躍を世間に暴露し、世論を引き込む政治カードとして利用します。


放送は地球圏だけでなく火星にも届いてます。恐らくマクギリスの手配によって全宇宙に放送・配信されているのでしょう。

いくら七星側が強大な権力を持っているとはいえ、現体制を快く思わない、不満を持っている現場の人間も多いはず。民衆だけでなく、革命派に流れるギャラルホルン兵も増大しそうです。UC世界のエゥーゴ対ティターンズみたいな武力抗争の感じになっていくのでしょうか。


ヴィダール「これがお前の答えなのか?マクギリス・ファリド。ならば私は……」

革命派の背後にいるマクギリスの真意を図るヴィダール。いよいよ動き始めたマクギリスの計画。そしてギャラルホルンの改革――果たしてその先に訪れる世界とは…?

鉄華団はどこへ向かう?《あの日》への道


クーデリア「私の大切な人も鉄華団にいるのに…私も鉄華団の家族だったはずなのに……」

マクギリスの操る革命に参加するため、最悪の場合を想定して火星への影響を最小限に留めるべく、敢えてアドモス商会や桜ファームと縁を断ち切る鉄華団。メリビットは愛する人と鉄華団の子供達への大人の責務としてテイワズを辞め、鉄華団の征く道を共に行く覚悟をクーデリアに告げます。

一人蚊帳の外に置かれた状況に涙するクーデリア。しかし彼女の双肩には火星の未来が託されている以上、オルガとしても巻き込む訳にはいきません。果たして三日月とクーデリアの道が再び重なる日が来るのでしょうか。風雲急を告げる怒涛の展開。次回が気になるところです!

(ごとうあさゆき)

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