ACCA13区監察課／1話感想　独特な空間が癖になる！ジーンの日常と謎と陰謀？

観察課が廃止！？

妹のロッタと一緒に朝の時間を過ごすジーン・オータス。テレビからはドーワー王国の国王が99歳の誕生日だというニュースが流れます。国王は平和の象徴とジーンは言いますが、99歳で元気とは…何か秘密があるのでしょうか。

今日からの出張をロッタに伝えていなかったジーン。慌てて用意してくれた、仕事用のアタッシュケースと、トレードマークのタバコケースを受取り、仕事に向かいます。


職場に向かうジーンに「1本どうかね」と声をかけタバコに誘う男性。笑顔を見せるジーン。タバコを燻らせ街を歩いていると、至急本部に来いというメールが入ります。


バートン区にあるACCA本部の監察課では、ちょっと早い10時のおやつに手を出している観察課のみんなが。そこへ出張のはずだったACCA観察課 副課長のジーンと課長のオウルが入って来ます。

ジーンの登場に何かあったの？と問うノット(黒髪長身)。いつもと変わらぬ態度でジーンが伝えたのは「うちの課廃止だって」…。


時間は少し前に遡り、ACCA副本部長のポチャードに呼び出されたオウルとジーン。ポチャードはACCAという組織や観察課の存在意義について演説を始めます。(※ACCAについては特集を参照ください)

平和になったドーワー王国では、もう地方を監視する必要はない、よって廃止するというのが本部の偉い人達の意見でした。


観察課に廃止を伝えたとポチャードが報告した先はACCAの最高位「5長官」のメンバーでした。しかし、5長官の中でも意見は割れているようで、廃止を推進しているのは銀髪のグロッシュラー長官。理由は無駄な費用の削減と地方へ信頼を示すという目的。逆に、観察課廃止に反対しているのは、色黒黒髪のリーリウム長官。観察課でないと見つけられないものもあると主張します。

2人が対立しその他のメンバーは中立という構図のようです。今回はグロッシュラー長官の意見が通ってしまったようで、観察課の廃止が決定してしまいました。

疑うことが俺の仕事

観察課は廃止になっても出張は行ってねとオウルから指示を受けたジーンは、農産業が盛んで、収穫高は全国の9割にもなる田舎町ファーマスに視察に来ていた。ファーマス支部駐在員リーダーのエイダーに街の様子を聞きながら、観察課廃止になったとさらっと伝えたジーン。もちろんエイダーはショックのあまり叫び声を上げます。


優秀なみんなの仕事を見てくださいと自信満々のエイダーの案内を受けながら、ファーマス支部の視察を続けるジーン。そして各署を回る前にもうひとつの仕事と支部長の前でジーンはアタッシュケースを取り出します。中には知人から預かった制服やドーナツ自販機などたくさんのカタログが…。


エイダーがまとめた資料を見ていたジーンは西署が10/3の一回だけ本部への連絡に5分の遅れがあることに気づきます。5分くらい体調など、些細な理由ではないかと見逃していたエイダー。しかしジーンの見解はデータの改ざんでした。すぐに西署に向かうと伝えるジーン、エイダーとともに飛行機で西署へ向かいます。


データを送信した駐在員を呼び出したジーン。データ送信が遅れた前日に、区民からタバコ密造のタレコミがあるのに署員の出動記録がないことから、ガサ入れした署員が闇取引の分け前をもらうことを条件に見逃したのではないかと問い詰めます。その署員に出動記録を消してくれと頼まれたのではないか？と更に問い詰めると、自分は言われたことをやっただけだと認めない駐在員。

そんな理屈はジーンには通用せず「君からはタバコの葉の臭いがする」と署員と駐在員の悪事を見抜いたのでした。


最後の最後に観察課の名に傷が残っちゃったなとつぶやくジーンに、部下の不正を見抜けなくて落ち込むエイダー。そんなエイダーにジーンは「俺は部下達のことは優秀だと思わないことにしている、それを疑うことが俺達の仕事だから」と言います。それでも観察の仕事からやっと解放されると、ジーンの冗談交じりの言葉でエイダーは笑顔に…。

ジーン・オータスを監視しろ

お土産を持って出張から戻ったジーンは、観察課の廃止が撤回されたと知ります。喜ぶみんなの前で相変わらず無表情のジーン。その頃、スペード長官とパスティス長官は観察課の人間が不正をしたことよりも、不正を早期に発見対応できた方を尊重し観察課を存続させる決定になったと話します。

その決定をグロッシュラー長官があっさり承認したことに疑問をもったのは、同じ5長官のパイン長官とリーリウム長官。そして、ひとり窓からジーンを見下ろすグロッシュラー長官は、誰かに「ジーン・オータスの監視を頼む」と電話で伝えます。


休日に、ふとタバコに火をつけようとするとライターが無いことに気づき、観察課に来たジーン。デスクにある視察の仮予定を見て、半年で全支部を回るという異常なスケジュールをオウルに確認に行きます。オウルの回答は5長官から直々の指示。その答えに、睨まれるようなことしたっけ？と頭を掻くジーン。


タバコを燻らせながら街を歩くジーン。その姿を睨み付けるのはバートン支部の新入りでした。嫌な奴の噂は自然と耳に入ると言う新入りは、もらいタバコのジーンは高級なタバコを吸っている上に、セレブマンションの最上階に住んでいるボンボンだと僻み混じりに話します。


ずっと視線を感じて落ち着かないジーンは、友人との約束をキャンセルし自宅に戻っていました。親から継いだマンションの管理人業をする妹のロッタにタバコは外で吸ってと言われたジーンは、誰の視線もない屋上でタバコを咥え、何かを考えているようです。

本部のエリート様方

今回のジーンの視察先は、本部のあるバートン支部でした。ノットと一緒に美味しいパン屋へ出かけると、何かと突っかかるバートン支部の新入りに遭遇します。エリートが安いパン屋に来ていると嫌味っぽく絡む新入りですが、バートンでは支部職員の方が観察課より給料が良いこと知らない？と軽くあしらうジーン。


そしてバートン支部に着くと、ACCA本部長のモーブも抜き打ち視察に来ていました。そして、バードン支部のリーダーに案内されながら、バートン支部と各署を視察するジーン。次の場所に行く前に本部のカフェに寄ろうと、いったん本部に立ち寄ります。


本部のカフェにはパイン長官とリーリウム長官が。ACCAトップの人物に硬くなる他の職員とは違い、いつも通りのジーン。緊張した様子もなく、観察課存続の話題について話します。グロッシュラー長官とジーンは考えていることがわからないとリーリウム長官が言うと、ジーンは自分も観察課はいらないと思うと言います。今の平和な世の中、何か起きるのか？と…。


友人と飲み屋に来たジーンはタバコに火をつけようとライターを探します。どこかにライターを忘れてきたジーン。一方、本部のカフェでは「今のご時世、火の元を持ち歩いている奴の方が少ないんだぜ」と、ジーンのライターをポケットにしまうバートン支部の新入りの姿が…。


そして、最後のシーンでは神妙な面持ちのグロッシュラー長官が何者かの報告を受け「なかなか興味深い噂だ、この平和な時代にクーデターとは…」と…。

感想まとめ

ジーンという人物の謎が次々に(；・∀・)　金持ちなのか、金持ちのコネがあるのか、5長官や本部長に平然と接しているのは何故か((((；ﾟДﾟ))))　まぁ、予想どおりやる気なさそうなのに、仕事のできる男でしたが！ｗ

また、本編に書ききれなかったのですが、どうやらバートンの街では最近火事が多いようで、サイレンの音や消火活動、放火の話題が気になりました。そして、何かと突っかかってくる新入りが、ジーンが忘れたライターをどうするのか…。グロッシュラー長官の言っていたクーデターも気になりますね(*ﾟдﾟ)

そして、次回は友人のニーノの登場です！　タイトルに悪友とついているので、またジーンの謎が増えてしまうのでしょうかΣ(・∀・；)　お話に進展があることを願って、また来週です( ・∀・)ﾉ

（saku）

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