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幼女戦記/2話感想 プロょぅι゛ょ。与えられた職務はいかなる業務も完全遂行、それがプロというものだ!

      2017/01/28


周辺を敵性国家群に囲まれた帝国――戦乱の只中に生まれ育った一人の美少女ターニャ・デグレチャフ。生きるために自ら軍隊に入ることを選んだ彼女。

保身と出世のため、己を犠牲にすることも厭わないプロ中のプロ。そのプロ意識が涙ぐましい幼女戦記第二話『プロローグ』のレビューです。

1話感想
3話感想

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君は神を信じるか?男は神を信じない。だから幼女になった!


2013年現代日本。とある商社に勤務する一人のとあるサラリーマン。その男は稀有な才能ゆえにどんな厳しい業務もやり遂げる。それがリストラを勧告することだとしても。


無能な社員を淡々と業務の一つとしてバッサリ切り捨てる男。しかしその行為は逆恨みを買うことに……


駅のホームで背中を押され、線路に転落する男。飛び込んで来る電車――命を失う寸前、男はある声に呼び止められます。


謎の声「いい加減にしてもらいたい。最近の人間は理非を知らぬ」

静止した時の中、自らを創造主と名乗る姿なき声の主と邂逅する男。


謎の声「つまり、信仰を失った原因は科学が進んだ満ち足りた世で社会的な強者で追い詰められてないからだな?」
「ちょっと待って頂きたい。その結論は端的に過ぎるかと!」
謎の声「貴様が言う過酷な状況に放り込めば信仰も目覚めるのだな?」

交渉の末、自称創造主の丸投げ精神により男はこの世界での輪廻の枠を外れ、異なる世界へと転生する羽目になってしまったのです――

どん底から這い上がる幼女。なお中身はおっさん


▲#2予告

帝国郊外の孤児院。そこで親なしの孤児として育てられたターニャは極貧の生活を送っていました。魔導師としての適性を認められた彼女は自らの力で貧しい生活から抜け出すため、帝国軍への入隊を志願します。

才能を認められたターニャは無事士官学校へと進学。エリートコースへと進みます。


卒業直前。最後の研修先として派遣されたのは北方のノルデン戦区。その上空にて友軍演習の砲弾射撃の観測任務に就くターニャ。それは危険のない簡単な任務のはずでした。


突然の協商連合の越境侵犯。帝国と協商連合は一瞬にして戦争状態に突入します。

しかし突然の戦闘突入に浮足立っていたのは協商連合歩兵隊も同じ――むしろ練度の高い帝国軍の方が圧倒的な攻勢を仕掛けます。有利な戦況にターニャも棚からボタ餅的な功績が得られると大喜び。


ところが状況が一変。敵航空魔導中隊は帝国軍砲隊への攻撃を諦め、前線に出ている着弾観測手――つまりターニャを狙う作戦へと切り替えたのです。

突然の奇襲、観測者狩りの洗礼を受けたターニャは慌てて司令部に連絡。撤退要請を行います。しかし司令部の返事はNO――撤退も許されず、友軍の支援が到着するまでの600秒、遅滞戦闘――単独で敵と交戦し足止めをせよ、という命令を逆に受けてしまいます。


ターニャ「…了解。せいぜい足掻いて見せましょう!」
司令部「『幸運を祈る。神は我らと共に』」

命令は絶対。業務を完遂し、なおかつ保身を達成せよ!


多勢に無勢、圧倒的フリな状況で10分も持ち堪えるのはほぼ絶望的。おまけにこのような判断を下す戦地では命が幾つあっても足りません。しかしターニャの任務は友軍の到着まで敵を足止めすること。勝手に逃げようものなら命令違反、敵前逃亡罪で死刑は免れません。

危機的状況の中、ターニャは何としても生き延び、上層部に最善を尽くしたとアピールし、その上この戦場から自然に離れられる状況作りの必要があります。そこで取った行動とは?


圧倒的な彼我戦力差を高機動と的確な射撃でカバーするターニャ。敢えてクロスレンジに接近することで敵が同士討ちになるのを恐れ、同時に全員と戦わずに済む戦法を取ります。


ついにはライフルの弾を撃ち尽くしてしまうターニャ。油断した敵の隙を突き、相手の背中に張り付きます。それは丁度友軍が視界に入ったタイミングでした。


宝珠――魔導具を暴走させ自爆するターニャ。敵を吹き飛ばすと同時に墜落と見せ掛け戦場から離脱する一手。おまけに名誉の負傷により前線から離れる大義名分を手に入れます。

舞台は第一次大戦の頃の欧州がモチーフ

さて前回舞台は第一次世界大戦の頃のドイツがモデルと言いましたが、周辺の敵国も当然モデルがあります。


今回の敵・協商連合。帝国の北に隣接するこちらの国はスウェーデン=ノルウェーがモデル。国名は『レガドニア』だそうです。

係争地ノルデンをめぐり帝国と対立、国境紛争を繰り返していましたが、新たに成立した国粋主義政権が帝国をあなどり、パフォーマンス的に大規模越境に及んだことが2話の戦いとなっています。

なお1話は帝国軍が反撃のため本隊が協商連合に向けて全面侵攻――の隙を突かれ西部ライン戦線に共和国軍が攻めてきたという展開。共和国はフランスがモデル。国名は『フランソワ』だそうです。

いかなるときもプロであれ。たとえ己を殺してもプロであれ


表向きは任務を完遂。たった一人で中隊規模の敵を足止めし、時間を稼ぎ、その上4機の航空魔導師を撃墜。中破小破も最低2機はカウントされてますから立派なエースでしょう。友軍の増援到着もあったとはいえ、敵部隊を一人で撤退させたというおまけ付き。


ターニャ「(まずい。ここまで評価されるとは…)」

司令部はエースの証である銀翼突撃章を授与することに。予想外の戦功評価に戸惑うターニャ。もちろん仕事ぶりを評価されるのは『元エリートサラリーマン』としては至上の歓びでしょうが、しかし本来の目的は怪我することで戦争状態になった前線から治療の大義名分で後方に戻ることでした。

立派な勲章なんて貰ってしまうと、怪我が治れば最悪再び前線送りにされてしまいかねません――その懸念は残念なことに現実のものになってしまう訳ですが(笑)そして英雄の仲間入りを果たしてしまったターニャには想定外の任務が与えられてしまうのでした。


ターニャ「(どこまでも孤独で永遠と続く絶望的な状況…だがこれも仕事だ。自分を殺せ)」


プロパガンダ映画の撮影のためにおめかしドレスを着て化粧されるターニャ。国の危機を救ったわずか9歳の若き天才エース、おまけに(見てくれだけは)金髪碧眼の美少女なのですから政治家や軍が利用しない訳がありません。


ターニャ「はじめまして♪ 私は白銀、ターニャ・デグレチャフです☆」

中の人の気持ち(サラリーマンのおっさん)のことを考えるとかなり複雑でしょうね。それでも仕事ですから与えられた任務を完遂するプロ根性が見事です。戦場で敵をぶっ殺してる方が気が楽かもしれません。あるいは1話のアレは憂さ晴らしかも(笑)


▲ミニアニメ『ようじょしぇんき』#01(2017/01/24 18:00まで)

今回はコメディテイストも多目だったのでかなりテンポ良かった印象。ずっとむせる展開というのも悪くないのですが、女の子成分が少なくてカッコイイ親父ボイスが延々流れるバトルヒロインアニメというのは珍しい構造ですよね。いや大好きなんですけど、EDのキャスト一覧を見てると「どこの洋画(の吹き替え)だよ!」と笑ってしまいます。

さてここから帝国は敗戦に至るのか、それともターニャが運命を覆すのか…?これからの展開が非常に楽しみです。

1話感想
3話感想

(ごとうあさゆき)

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