アルスラーン戦記/エラムがついにナルサスからアルスラーンに心変わり?本当の意味での奴隷解放
2016/04/18

12話にて、魔導師の一撃をくらって吹っ飛ばされたアルスラーンを助けるため、ダイビングキャッチを見せてくれたエラム。

「え、そこまで大げさにするの?」と思った人は多いはず。
人によってはドキドキだったかもしれません。
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2016/04/18

12話にて、魔導師の一撃をくらって吹っ飛ばされたアルスラーンを助けるため、ダイビングキャッチを見せてくれたエラム。

「え、そこまで大げさにするの?」と思った人は多いはず。
人によってはドキドキだったかもしれません。
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ペシャワールへの道中で明かされましたが、エラムの夢は、パルス国のはるか西南に存在する伝説の都市の失われた歴史や伝説を学ぶこと。
下町出身だったり、家が貧乏だったり。学ぶ機会がないと学ぶことに憧れを抱くことはキャラ設定ではよくあること。エラムも奴隷として働きずくめだったでしょうから、同じく勉学に憧れを抱いているのでしょうか。
そんなエラムの14歳らしい夢語りを、アルスラーンは「では、いずれエラムが調べた歴史や伝説を私にも教えてくれ。エラムからどんな話を聞けるのか、今から楽しみだ。」

と、まるで良い母親のような、理解ある主君っぷりを見せます。

そしてこの喜びよう。(*´∀`)
この後、ギーヴがからかいましたが、その通り、始めのそっけない頃に比べたら雲泥の差です。

▲ アルスラーンが挨拶しても振り向かなかったエラム(4話)

国政に無知な面よりも、その人を愛する博愛主義の面、一途に努力する面に好意を抱き、アルスラーンに心を開き始めたエラム。

本来エラムの感情は、開放してくれた元領主であるナルサスに全て向けられていました。
それはエラム自身が「自分の意思でナルサス様に」と語りはしましたが、両親の遺言という縛りもあったせいか、奴隷の時としていることはあまり変化がなかったと思われます。
アルスラーンの身分を越えた、わけ隔てない友愛で初めて、普通の少年として普通に接する術を見つけたのですね。初めてできた友達にはどうしても顔もしくは心がほころんでしまうものです。
ナルサスと言えば、アルフリードを助けたりと、エラムにそれほど執着しているわけでもないので(強いて言うなら兄のような存在でしょうか)、まだひっそりと続いていた奴隷と君主という関係は、アルスラーンという友達で、緩やかに良い意味で壊されていくのでしょうね。
原作ではナルサス師匠のもと、兄弟弟子として仲良くしているようですし、これからそのツンデレっぷりがどう描かれるのか楽しみですね♪
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