ヴィルヘルム、リカード、ユリウスという三騎士

▲ らしく、加護とかはないけど感性で戦う“鼻が利く”タイプ
リカード(コボルト)は、アナスタシアの抱える獣人傭兵団『鉄の牙』の団長。団長というからには団員の中でも戦闘力は随一で、その背中にしょった大鉈をぶんぶん振り回す戦闘員としての腕は剣鬼として畏怖されてきたヴィルヘルムや他の騎士たちも認めるほど。

カララギ弁を喋るということはつまりそういうことで、雇い主でもある“お嬢”とも長年の付き合いがあり、二人の間には雇用主と傭兵以上の関係、もとい強固な銭ゲバの関係があります。
「俺の可愛いエミリアたんを半魔とか呼ぶな、半犬」
「おお、半犬とか呼ばれると思った以上に屈辱やな! これは勉強させてもらったわ! 傑作、傑作!」(第三章77より)
そんなリカード、筆者はスバルとの会話が楽しいこともあり、好きなキャラの一人だったんですが、アニメ版は洋画では黒人役も多い乃村健次さんの野太い声も相まって思った以上にインパクトがありました。

なんでしょうね、ぐわし!って掴んだ辺り、ようやく報われ、これからっていう18話を見た直後なだけにちょっと不安をもたらされてしまったというのがあるのかもしれません。(笑)

▲ このうるさいけどうるさくない感じがすごくいい!
また、スバルは当初よりそのフランクさが良くも悪くも売りでしたが、リカードに対しては少しやれやれだぜ感がまとって、言動に落ち着きが出てもいて。リカードは白鯨討伐を持ちかけた一人として、一人の主人公としてスバルという人間に箔がついたことを知らしめるキャラでもありました。
ちなみにスバルを「兄ちゃん」と呼ぶ陽気なリカード、ユリウスは「ユリ坊」、ヴィルヘルムは「ヴィルはん」と呼びます。アナスタシアは女将らしさがあって上品なので、(イントネーション的にどうなのかは分からないけど)こてこての関西弁を堪能できるのはリカードですねw

▲ うむ、かっこいい(*´ω`)
アナスタシアの溺愛する獣人はガーフィールにベタ惚れする
同じく『鉄の牙』で、意外にも副団長のミミは、プリシラに蹴飛ばされた豚の欲望な16話でも出ていたところ。

16話ではもふもふな可愛さ寄りだったのですが、今回は本来の姿を見せて、ちょっとネジがゆるくなっていましたね。が、やばかったです、正直。

「お前、本当に副団長だったんだな」
「うぁ~? お兄さん、ミミとどこかで会ったあ?」

「むんぬぅ、思い出せない感じが尋常じゃない~~。むぅ~尋常じゃない~~むぅう~~」
尋常じゃないぃ~~~。(笑)


「ミミとヘータローが揃えば最強!団長もいるし、超最強!へへへ~最強~最強~超最強~!へへへへ、うへへへへへ」
▲ ヘータローがんば(´・ω・`)b
ミミのぶっ飛び具合、ないしは年相応の“獣の子どもらしさ”に、クレヨンしんちゃんのひまわりを思い出しました。なにげにリゼロでの名演技っぷりでは上位ではないかと思います、ミミを演じた藤井ゆきよさんの演技は。
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Re:ゼロから始める異世界生活
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