西京寧音が臨時講師として派遣された理由
破軍学園は昔から全国でも屈指の実力を誇る学校です。ですが、近頃は七星剣武祭で優勝者を出していないということで、新宮寺黒乃のトーナメント方式への変更などといった新しい学校政策のもと、改革の真っ最中です。
▲ 黒鉄家とも通じていた前理事長は一輝を退学させようとしてもいた
理事長の考える政策は、ハンデ戦とはいえ、自分に打ち勝ちもした一輝を無事卒業させるという考えのもとでもありました。(七聖剣武祭に優勝することが卒業の条件という、期待の裏返しでもありますが、学校としても嬉しい一輝も嬉しいという、やり手ではあるけど意地悪なやり方で(笑)。)
ですが、前理事長一派をことごとくクビにしてしまったので、教員不足に。そこで臨時講師として派遣されたのがKOKリーグランキング3位の現役選手でもあり、昔から親交もあった西京寧音なのでした。
「あんまりにもしょっぱい試合やってるもんだからさ~…」(ボコッ)
「持ち場に戻れ!歩く公然わいせつ罪!」
▲ 理事長とは「くーちゃん」と「貴様・歩く公然わいせつ罪」(笑)と呼び合う仲。一輝のことも聞いているのか、黒坊と呼ぶ
まさかの地球外からの攻撃
「どうよ、今夜二人きりで特別授業とか?」
「マジっすか!本当にやりやがったよ、あいつ!」
言動の緩さは、性格がそうなのか、最強がそうさせるのか。(笑)どちらにせよ、一輝のことは聞き及んでいるようで、強者の性というか、親交の対象に強者の割合は大きく占めている様子。
そんな西京寧音はいわゆる重力の使い手。着物の外見に相応しく、二対の鉄扇の固有霊装で戦います。(体術も優れていて、零巻ではステラに稽古をつけています。)
▲ 一瞬だったけど、凶獣のような笑みも見せていた
そして、最強の攻撃力を誇るのに相応しく、圧巻と言うか、ケタが違うというか…伐刀絶技の「覇道天星」は、スペースデブリ(壊れた衛星とか、宇宙飛行士が落とした工具とか、いわゆる宇宙のゴミ)を落とします。この辺りが落第騎士の突き抜け感の秘密なのかもしれません。
それにしたって、宇宙からものが落下するのをアニメーションで見たいのですが、尺的に叶うことはなさそうです。(笑)
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落第騎士の英雄譚
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