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リゼロ(Re:ゼロ)/レムりんの鬼化にゾクっとくる 水瀬いのり渾身の狂気はどこか清らかだった

      2016/06/03

水瀬4
「レムりん? レムりん? レムりんりん?」

水瀬5
感情表現に乏しい子が段々と表情豊かになるのは見ていてほっこりしますね。(*´ω`)

今回の9話で一番のシーンはやっぱり“例のシーン”ですけど、次に好きなのがこのモーニングスターを取り出して森に入るシーン。

水瀬1
「あの~…レムさんそれって」(トラウマ武器だ…)
「護身用です」

水瀬
「いやぁ~でも、それは…」
「護身用です」


スバルにとってはトラウマですし、会話としても好きなんですけど(笑)、レムが共闘を決意して、スバルにようやく心を開いたシーンですしね。(それにここのスバルの口調、なんか、鈴木悟が頭に浮かぶんですよね…w

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後のレムにとっては一番かもしれないスバルの雄姿

水瀬2
「じゃあどうする。現在進行形でピンチなのは間違いないガキ共は見捨てて屋敷に戻って防御固めるか? 次の日に村人全員が死んでてもいいってんならそれも手だろうよ」

水瀬3
「あっ…」

これまでも見せてきたスバルの土壇場での判断力の高さ。初戦のエルザへの腹蹴り然り、フェルトを逃がしたり、ロズワール屋敷山上での仕込みロープであったり。異世界主人公としては死に戻り以外の特殊な能力を持たないスバルは最弱の部類ではあるけど、その決断はどれも確かに、ほとんど最善に近いものではありました。

水瀬6
「他の誰も気付かなくても、お前だけは俺の匂いに気付く。俺の身にまとう悪臭に。魔女の残り香に。そうだろ?」

その改めてスバルの長所が生かされたベアトリスへの脅迫と同じように、レムへの魔女の匂いを持ち出した「実はお前のことを知っているぞ」的な会話も、最善手の一つ。

水瀬16水瀬7
レムにとっては、自身のトラウマ、まだ語ってもいない過去に触れるワードのため不気味さは確かにあります。でも、普段のスバルの言動がエミリアから「いい子」と言われるくらいおよそご大層ではないこと、ご大層になった結果、やっぱりエミリアの評価通りに、「村人を助けたい」という全く王選に直結するような大義めいてはいなくて「いい子」(善人)であったことは、レムにひとまずのところは疑いの余地は与えませんでした。

水瀬17
9話でのレムは特に表情の変化が激しいですが、7話でのあれだけの激情を思い浮かべるともはや別人のようにも思うし、それを演出し分けてみせるリゼロの製作陣の理解力の深さはつくづく計り知れないものがあります。

狂気の綺麗さ

水瀬14
キチガイなキャラには、汚さがままあります。

笑いながら涎を垂らしたり、歯をむき出しにしたりする「見た目の汚さ」。それとエルザのように臓物や血に恍惚としたりするネジが一本抜けている類の言わば「嗜好の汚さ」。姑息であったり、あの手この手を使ってきて容赦がなかったり、またどこまでも追ってくる執拗さも持っていたり、戦い方もスマートとはおよそ言えません。(それでも戦闘の迫力は他のキャラの比ではなく、主人公がフルパワーを出せるということで物語序盤では盛り上げ役として重要視される。)

水瀬13
でも、キチガイキャラには綺麗な部類も存在します。いわゆる子供の純真さを持ったまま、キチガイ、つまり心が壊れているというパターン。ひとまず汚い彼らを、賢く大人な部類であるとするなら、綺麗な部類な彼らは、視野が狭く考えも浅い、一つのことに愚直な、子供です。

水瀬12
「魔獣、魔獣、魔獣!魔女!!」
▲ レムはむしろ、魔女の残り香という“汚さ”を嫌っている

鬼族の集落でも姉のラムの背中を盲目的に追いかけ、ロズワール屋敷でも変わらず姉を敬い続けるレムの視野が、ラムの言葉通り広いわけもなく。そんな子供なレムが鬼化、もとい心の均衡が崩れたのは、自身の生命の危機から鬼族の生存本能によってそうなっただけ。(一応自らの意思でも鬼化はできますけどね。)鬼化のバーサーカー状態によって助長されたその心は、ただただ一族の他の鬼を抹殺し、ラムの角を追って不幸にしたと信じている魔女の関係者である魔獣の抹殺のみですが、意外とスバルの手助けによってすぐに雲散し、正気を取り戻します。

水瀬15
レムの鬼化シーンにはキチガイキャラの例によって、声優かくありきな名演技にしばらくはぞくっとさせられましたけど、なんだか、それだけじゃなかったんですよね。水瀬いのりさんの澄んだ声質も関係しているのかもしれませんが…上に書いた大人と子供の狂気を演じ分けていることは、リゼロの丁寧さを鑑みればありそうではあるんですが、個人的に鬼化したレムにはどこか清廉さと、それから違和感を感じてもいて。

 それだけの鬼気と狂気をまといながら、レムの額から伸びる白い角――それだけが惨状を知らぬ存ぜぬとでもいうように、純白の美しさを保ち続けている
 レムを凶悪な『鬼』たらしめているもっとも象徴的なパーツでありながら、その角だけはどこかちぐはぐな印象をスバルにもたらすのだった。
(書籍版3巻より)

▲ 原作によるのなら、スバルも違和感を覚えたという角の美しさ

さしずめ、清廉さはレムの魔女に対する一途な怨恨が魔女の匂いをまといながらも善人であるスバルによっていくらか保留状態にされていて、感情の整理ができない純粋に子供な部分だけが鬼として顕現している、そんなところに考えが及んだりしたんですけど、違和感って、

そもそもレムが人間とは違って「鬼」という亜人種であったことを忘れていたからかもしれません。オークとか鬼とかの屈強な肉体、膂力を持つ亜人種たちって、見た目とは裏腹に温厚で、心根が優しかったりしますから。後々のレムの聖母っぷりは、案外彼ら特有の、人間の心とはちょっと按配が違って、でも近いものだったりするのかもしれません。(笑)

水瀬18
最近可愛い亜人種多いからなぁ…w

 - Re:ゼロから始める異世界生活

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