ビッグオーダー／10話（最終話）感想　エイジが願うのは妹の幸せ　シスコンだから世界を救える！

すべてを思い出したエイジ

「お兄ちゃん…愛してる」
でも刺す。ヤンデレかな？

「10年前大破壊を起こしたのはお兄ちゃんじゃなくて私なの。全部逆なのよ」
瀬奈ちゃんはすべてを思い出してしまいました。

DAISYによると1話の10年前のことを記憶違いしているという発言。あれは伏線になっていました。


「私の願いはお父さんとお母さんとお兄ちゃんとずっと一緒に居られるように世界を支配したい！」
10年前、ゲートが開いたときに願った瀬奈ちゃんの願い、それは子供らしい願いでした。

しかし、それにより強力なオーダーが出現、幼い瀬奈ちゃんには制御することもできず、大破壊が起きてしまいました。


「僕は…瀬奈を悲しませたくない。そして瀬奈の罪は全て僕が被る！僕が全部背負う！」
「オーダー！記憶の盗掘者・イリーガルディガー！」
絶望する瀬奈ちゃんを庇い能力を発現するエイジ。

イリーガルデュガーはエイジのオーダーでした。その能力により、瀬奈ちゃんの記憶と能力を奪い、自分の記憶まで改竄していました。

全てを思い出してしまった瀬奈ちゃんは責任をとるために、源内に協力し、全ての人の願いが叶う世界を創ると宣言します。


オーダーを発動しようとするも瀬奈ちゃんに腕を切られてしまい、そのまま落とされてしまうエイジ。こいついっつも腕切られてんな。

しかし、先に落とされていた鈴ちゃんに助けられ、切られた腕も元通り。テロップ出せ！

話を聞いていた鈴ちゃん。エイジが大破壊を引き起こした犯人ではないことが分かり、今まで復讐しようとしたことを謝罪します。


瀬奈ちゃんに拒否されたことで絶望していたエイジ。しかし、鈴ちゃんの必死の説得によって気力を取り戻します。そして、2人の願いは”瀬奈ちゃんを幸せにしたい”という1つの願いに！　壱与ちゃんとやってた合体ですね！

柊率いる十人衆も源内に立ち向かう！

「私はあなたを愛していた。そして必死に研究を手伝った！　全てはあなたの夢の実現のために！」


あのオネエ口調の人・根原のオーダーは自身の命と引き換えに対象を完全に破壊する・アポトーシス。この能力で全てを終わらせようとしますが…。

根原の時が止まってしまいます。さらに攻撃しようとしたマリさん、柊が撃った銃弾も止まってしまいました。こんなことができるのは…。


やっぱりフラン中尉。時間停止は柊のファクトトゥフィクションでさえも受け付けません。さらに十兵衛までもが現れ大ピンチ！


しかし、そこにエイジと鈴ちゃんが駆けつけます！
「オーダー！ドミネイターアドオンリバースファイア！」
そのまま十兵衛に突撃！

当然ディメンションソードによって切り裂かれる2人。ですが、リバースファイアの力を得たドミネイターによって即再生。十兵衛の撃破に成功します。チートスギィ！

すべては瀬奈ちゃんのために…

そして源内とぶつかるエイジ。瀬奈ちゃんは相変わらず拒否、源内からも瀬奈ちゃんの残り少ない寿命をどう支えるのか、と指摘されますが…。

「今瀬奈は俺達の事を想って泣いているんだ！俺はそんな瀬奈を放ってはおけない！」
今現実にいる妹のためにエイジは源内と戦い、そして打ち破ります。

しかし、瀬奈ちゃんの元に凶弾が…!


「（許せエイジ…愚かなのは承知の上だ。だがそれでも私は見たかった。瀬奈が幸せな世界を…）」
源内は銃弾から瀬奈ちゃんを庇い、エイジに瀬奈を託して息を引き取ります…。


全てが終わったかと思ったその時、ゲートから識の意識が現れてしまいます。

オーダーの力の源とも言える存在のため、オーダーは通用せず、触れただけで、人間・オーダーともに消滅してしまいます。

その時エイジは1話にて1/10000にしていたドミネイターの能力を元に戻すことを思いつきます。


「全てを従えろ！オーダー！世界よ！瀬奈が幸せな世界になれ！」
DAISYによって力を元に戻したエイジ。妹のために、神に近い存在にさえ刃向かいます。


そしてなんとか撃破完了！意外とアッサリ。

そして日常へ…。

大破壊は源内が引き起こしたものと公表され、エイジは被害者、むしろ世界を救ったヒーローということになりました。

ゲートが閉じたせいか能力は消滅したようです。


「お兄ちゃ～ん！」
元気になったらしい。瀬奈ちゃんの誕生日を忘れていたエイジ、ポケットの髪飾りを見つけたところでfin

感想

いやぁ～面白かった。なんか尺が短かったせいか、最後のほうはすごい勢いでまとめてましたね。

話についていけなかった人もいるかもしれませんが、まあシスコンは世界を救う！って感じだと思います。あの軽快BGMが聞けないと思うとさびしいな…。

私は原作未読ですが、原作とは途中から展開が違うようです。原作ではまだまだ話は続いていますが、アニメでは皆幸せになってEND！

余韻が冷めぬうちに今週のオーディオドラマも聴きましょう！

以下オーディオドラマの話。

オーディオドラマにより、ハッピーエンドとも言えなくなってしまいましたね。

普通に見れば、識を倒して源内の野望は阻止して終わり。しかし見方を変えると、エイジは源内の野望を阻止できず、全員の夢が叶う世界になってしまい、結果として最後のシーンはエイジの夢も叶えられてしまった平行世界とも考えられますね。

うーん深い。

正直、最後のほうは詰め込みすぎとも思いましたが、終わり方やその後も含めて最高でした！

ここまで私の感想に付き合ってくれた方もありがとうございました！

（nekai）

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