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小林さんちのメイドラゴン/5話はなにげに重要で小林さんちらしい回だった トールの恋愛感情は重いけど重くない

   


「この前の他にどんなものがあるんだ?」


「ホントに私のこと心配してくれてたんでしょうか」
▲ 小野大輔さんの“あくまで”ブレないローテンションボイスが心地いい

先日キャラの濃さでは才川リコを挙げたところですが、声優さんの演技方面では個人的にファフニール有力株です。


そういえば、気がついたら公式ツイッターがフォロワー3万人超えていたようです。

おめでとうごじゃります(´∀`)/


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バランスの取れた5話


今回の5話は色々詰まっていながらもまったりとした雰囲気でしたね~。

会話劇好きな身としては楽しむことができました。小ネタも満載でしたしね。主に才川リコ的な意味で(笑)


▲ 「なんだその壁ドン・・ww」ってここ笑った

そんな5話は、3つのエピソードに分かれていました。


1つ目がトールが小林さんの職場を見学するの話。
2つ目がファフニールの住む場所をトールが探してあげる話。
3つ目が、トールが超能力に憧れてハチャメチャコメディをする話。


▲ 原作では「フドーサン」

ぱっと見では新キャラもなく、それほど目立つ展開もない5話だったのですが、小林さん寄りの日常話があり、トールとファフニールドラゴン寄りの話もあり、そして従来のアニメなコメディ話で笑わせてくれるという、実はバランスが取れていた回でした。

そうして5話は、最終的に小林さん談義をする上ではなにげに重要な回にもなってくるかもしれません。


日常系でシリアス寄り

日常系やコメディ系に属する小林さんちですが、小林さんちのコメディの要素、日常系の要素は、従来のアニメの普通に人間が笑ったり騒いだりする種類のものではありません。ベースが人間じゃなく、ドラゴンですからね。


「(考えてみると私はトールのこと何も知らないんだな。知りたい、のかな)」

とはいえ、最近は割りと広まり始めてもいるそうした人間系コメディアニメと限りなく雰囲気が似ている人外日常系コメディアニメとも色合いが少し違っています。度合いというか、コメディや日常系にしては、少しシリアスめなところ。


どういう部分でシリアスなのかというと、小林さんとトールを中心に、自分たちのキャラの設定(生い立ち)について悩む描写が割りと頻繁にあるというところ。アニメでは「間」も結構とってくれていて、独白も多め。考えが多少「思索」なのも特徴ですね。

神話感に忠実


▲ 神話に生きていたドラゴンが現代人(小林さん)を真似ようとして腰痛を模倣した発想は秀逸

またトールは、ドラゴンであることに誇りを持ち、人間を見下しています。ただし、その絶大な力は小林さんのメイド論のもと、すぐにも躾けられました。


さらには今回のおかしな壁ドンなど、特にトールの内心はただただ小林さんに好かれるための百合的な感情にひたむきで、真面目です。(見ている分には面白いからちょっと不思議でもある。)

この辺りが、小林さんちのコメディ部分が従来の類似ジャンル作品よりもコメディが弱い理由でもあり。ドラゴンたちの出身である“あちら”の世界は北欧神話であり、古代ローマな世界でもあるんですが、そうかといってそれで作品のイメージを固めようともしていません。

トールと小林さんの恋愛は家族愛の部分も多々あるので、ジャンル的にラブコメとも言い難く、クール教信者氏的な不思議な魅力と言ってもいいのかもしれませんね。


「100年やそこらで、お前が愛着を持つ人間は死ぬのだぞ。だったら」

そうした小林さんちのメイドラゴンという一種普遍な作品が持つ、ドラゴン的なひたむきさ、真面目さを象徴しているのがファフニール。ドラゴンの中でも冗談抜きで“絶やしたい”感情を持っているファフニールは、今回の5話でトールを人間社会に慣れすぎている、戻ったとき人間を殺せるのかと問いました。なかなか物騒ですが、ファフニールは至極真面目です。


「私は平気ですよ。今この瞬間、ここにいるのを大事にすれば、それだけ悲しくもなるでしょう。だけど私は、その気持ちを…」


「後悔とは、呼ばないと思います」


「お前にそこまで言わせるほどの価値はあるのか」


「ありますよ。小林さんがいますからっ」

トールの笑顔、完全に物語終盤の笑顔です。ファフニールの問いかけにしてもやはり終盤でよく用いられる類の台詞です。でもまだ5話なんです。(なんか毎回言いそう。)


カンナの時もいい話になっていましたが、いくらか子供扱いをしている節がありました。ファフニールは大人です。ファフニールとのやり取りでのトールは、無理をしている感はなくても大股腕大振りの歩き方やBGMなど、そこはかとない寂しさがありました。大人で冗談の通じないファフニール相手なだけに、そこにはリアリティが生まれています。

つまり、トールの決意は“そう簡単には揺るがない”、というわけで、今回の5話は永住の決意表明をした重要な回であったと考えてみたわけでした。コメディ系というカテゴライズも今回辺りから多くの人のカテゴリーから外され、深イイ話とか、優しい世界とかが取って代わって使われそうです(あとほのぼの系?)。とにもかくにも、よくよく見たら、まだ5話だよ感が絶妙なんだなぁと思いました。


「ふっ…。うちは質屋じゃないんだぜ」

▲ それでも話は何事もなく住みか探しとシュール笑いへと戻る。(笑)このフドーサン、絶やされなかったのぜっったいトールの笑顔のおかげだw

 - アニメ

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