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幼女戦記/11話感想 ょぅι゛ょvsストーカー親父、北海の決戦!『神の加護』を得た2人の戦いと帝国の未来は!?

      2017/04/06


第203航空魔導大隊の選抜中隊が参加した極秘作戦――『衝撃と畏怖』によって共和国軍のライン戦線方面司令部の撃滅に成功した帝国軍は、一気に共和国軍主力部隊の包囲殲滅に成功します。

戦争終結に導く必殺の一撃――敵陣から潜水艦で脱出した203大隊ですが、勝利の余勢に再び出撃するも、連合王国から飛来した敵勢力の襲撃を受け――急転直下の事態に陥る幼女戦記第拾壱話『抵抗者』のレビューです。

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激闘!連合王国航空魔導大隊


▲公式動画 第11話 予告

ターニャ率いる203の選抜中隊が共和国軍ライン方面軍司令部を強襲、指揮系統撃滅に成功したお陰で『開錠作戦』に続く『回転ドア作戦』は無事成功、歴史上かつてない包囲網の完成で帝国軍は共和国軍主力を殲滅させることに成功しました。

あとわずかで共和国との戦争を終わらせられる、平和が戻ってくれば安定した出世の道が得られる――そんな確信を抱きながら、ターニャは選抜中隊を率いてライン戦線の支援に赴くため北海を南下します。


しかしその数時間前、帝国軍が劣勢と見ていた連合王国は、本格的な参戦を開始していたのです。


もはや時期を逸した、遅すぎた介入ではありましたが、英国航空魔導大隊にはターニャに破れ祖国を失い、憎悪を燃やす神の使徒アンソン・スーが、義勇兵として参加していたのです。


アンソンは不意を突いてグランツ少尉を撃墜、ターニャ率いる選抜中隊は不利を承知で連合王国軍魔導大隊との戦闘を開始します。


中隊vs大隊という3倍以上の戦力差に苦戦するターニャ達。しかも存在Xの介入によってアンソンの力が大きく増大化していたのです。


存在X――創造主を名乗る存在によって人知を超えた力を授けられた者同士、神の使徒と反逆を試みる者、2人の激突が始まります!

超常なる力を授けられた者ふたり


今回は世界大戦化したライン戦線の最終局面を彩るvs連合王国空中戦。歴戦の猛者である203大隊の選抜隊員達ですら苦境に陥る精鋭部隊が相手です。

中でも因縁の敵、元協商連合軍のアンソン・スー大佐はまるで人が変わったかのような豹変ぶり。


ターニャvsアンソンの激闘に次ぐ激闘。

魔法での撃ち合いに激しい接近戦の末、ヴィーシャの助力もあってなんとかギリギリでの勝利を掴み取ったターニャ。


今回の戦いは雲を使ったアクションといい、その動きといい、カメラワークといい、まさに幼女戦記の大集成と呼ぶべきアクションシーンでした。


アンソンが破れ、共和国軍の壊滅を知り、撤退を開始する連合王国軍。

軽傷や重傷者が多数出たものの、何とか全員が一命を取り留めた203大隊メンバーはボロボロの姿ではありますが、首都に凱旋を果たすのでした。

停戦と終戦の違い――戦争の火種は未だ尽きず


長く続いた共和国との戦争にようやく勝利した帝国。転戦に転戦を重ねた203大隊にも休暇が与えられ、隊員達はビーチでバーベキューと束の間の平和を満喫します。


ヴィーシャ「まぁ、もう戦争も終わりでしょうけど。共和国海軍も撤退中らしいですし」
ターニャ「海軍が撤退?」
ヴィーシャ「はい。共和国軍は次官級のドルーゴ将軍名義で戦闘の休止と移動を命令したそうです。これで終戦も時間の問題ですね」

休暇を自室でのんびり過ごしていたターニャはヴィーシャが放ったふと漏らした一言で、見逃していた事実――将来起こりうる可能性に気が付きます。

慌てて全隊員を集結、V-1ロケットを使って共和国残存艦隊の撃滅に向かおうとするのですが……


ドルーゴ「守るべき国土、守るべき人々を置き去りにしての逃亡か…これ程屈辱的な仕事は思い当たらんな…」

一方その頃、残存の海上戦力を結集する共和国軍はアフリカ大陸の植民地への脱出と、そこでの再起を計画していました。戦力の温存というより、亡命政権の樹立と連合王国や合衆国の援助を得ることが主な目的でしょう。つまり戦争の継続――戦いは終わらないということです。

ドルーゴ将軍、WWⅡのシャルル・ド・ゴールのアナグラムですね。仏パリが独軍に占領された後に英国に渡り亡命政府『自由フランス』を設立したという『あちら』の歴史をターニャは思い出したのでしょう。


しかし共和国艦隊へ攻撃を仕掛けるターニャの具申はライン戦線司令部に却下されてしまいます。そしてタッチの差で帝国軍全部隊に停戦命令が発令され――逆にターニャは停戦を固く守ることを余儀なくされてしまうのでした。


転生前のWWⅡの史実――仏亡命政権を見逃したばかりに大反抗作戦を食らい、独第三帝国は滅びの道を辿ることになる…そのことを知るターニャの『中の人』にとって、それはまさに悪夢の様な事態でした。

迂闊にも今回はタイムスケジュールのズレと、事態の把握が遅れてしまったのが重なってしまったのが原因だった訳ですが。


ターニャ「…我々は…我々は戦争を終わらせる機会を逃したんだぞ…」

しかし『WWⅡ』のことを知る人間などこの世界には存在しません。軍命である以上、ターニャにはこれ以上手を出すことも許されません。大きな禍根を未来に残したまま、停戦を迎えた帝国――それはきたるべき終戦に向けて、大きな不安を残す結果となってしまいました。


こちらの世界では初となる『世界大戦』。儀礼的な約束事である『停戦』では実際の戦争は終わらず、相手から戦争を継続する意思を完全に削ぎ落とし『終戦』のテーブルに着かせない限り戦争は終わらないのです。むしろターニャは予めそのことをレポートに書いておくべきだったのかもしれませんね。

帝国の未来は何処に向かうのか


しかし取り敢えず目の前の戦争は一段落つき、仮初とはいえ平和が戻って来ました。

新たに戦端が開かれない限りは即応部隊である203大隊にも出撃命令は下されないでしょうから、取り敢えずは一先ず解散…という流れにはならないんでしょうね。パルチザンの蜂起や連合王国、帝国東に位置する連邦辺りが動き出す可能性も考えられます。

次回はいよいよ最終回。幼女の未来が果たしてどこへ向かうのか、じっくり見守りたいと思います。


▲ミニアニメ「ようじょしぇんき」#11(2017/04/10 18:00まで)

こんな平和な時間が少しでも長く続くといいんですけどね(笑)

(ごとうあさゆき)

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