アルスラーン戦記/紅一点から母親的ポジションへ ファランギースの恋人の影【ネタバレ】

アルスラーン一行に加わった当初は、神官にあるまじきそのハレンチな服装とギーヴの猛アタックから、一行の「紅一点」の印象もあったファランギース。
ですが、ギーヴとの夫婦漫才の様子、自称の「わし」を始めとして、そういった浮ついた気持ちが彼女には存在しないこと、心は神官・忠臣であることがだんだんと分かり、

その後もダリューンとの連携攻撃や、アルフリードから受ける恋愛相談の様子から、むしろ一行のサポートにまわる、母親的ポジションにシフトチェンジしているのが判明します。
それでも、アルスラーンを守るため、戦力として加担するファランギース

11話でのザンデ戦初戦では剣圧に吹き飛ばされ、12話では馬が被害にあい、

13話のヒルメス戦では斬撃の体勢から全体重を加えた攻撃を受けてあしらわれてしまうなど、外傷はほとんどないとはいえ、その筋力差からか、一行で一番被害を受けています。
ですが、忠臣なのは確かで、同じく忠誠心(過保護)では一行随一のダリューンとの連携攻撃も、「馬が合って」うまくいくのかもしれません。

ファランギースとギーヴはパルス屈指の弓闘士として活躍しますが、ダリューンとの連携、アルスラーンに対する助力などを例に、無駄口を叩かずにサポートに徹することができますし、どちらかと言えばファランギースのほうが連携能力の分はあるのでしょうね。

そんなファランギースにも恋人がいた

アルフリードに可愛げのある笑顔を見せたファランギース。
その笑顔は、人を愛したことのあるがゆえに生まれた笑顔なのですが、その恋人、イグリーラスは既に亡くしています。しかも、好青年だったのですが、自分が出世できないことを嘆いて堕落し、そして冤罪にも問われ、護送途中で転落死してしまったという一口で語れない不幸な死因。
原作では後にイグリーラスの弟グルガーンと再会するのですが、パルスの敵として会うことになります。ただグルガーンも、兄の死を境に変わってしまっていて、再会はグルガーンに激しい動揺を与えましたし、ファランギースがパルスの将とは全くそういった関係になりませんから、もしかしたら、二人は今後くっつくのかもしれません。
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アルスラーン戦記
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